ぼくの村がゾウに襲われるわけ。―野生動物と共存するってどんなこと?

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ぼくの村がゾウに襲われるわけ。―野生動物と共存するってどんなこと?

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  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772613163
  • NDC分類 480.79
  • Cコード C0036

出版社内容情報

あたりが暗くなるとゾウが村にやってきます。
メシャキくんのお父さんは、作物を守るために、たき火を焚いて、毛布にくるまりながら、見張りをします。
メシャキくんは、ゾウの足音がきこえると、お父さんがゾウに襲われてけがをしないか、殺されてしまわないか心配で眠ることができません。

第1章 大草原・子どもたちの村がゾウに襲われる
第2章 草原の村を追い出された人びと
第3章 密猟者の村といわれたが……  伝説の象牙と生きているイコマ民族
第4章 村びとが大草原から追い出され「野生の王国」が誕生したわけ
第5章 「自然保護」によって土地を奪われる先住民たち
第6章 動物を保護しながら、人びとの暮らしを守るには?
第7章 ゾウとの共存をめざす村びとたち
第8章 わたしたちにできること

岩井雪乃[イワイユキノ]
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター准教授。特定非営利活動法人アフリック・アフリカ代表理事。
神奈川県生まれ。東京農工大学農学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科単位取得退学。博士(人間・環境学)。大学を卒業後、青年海外協力隊員としてタンザニアに赴任。以来、「アフリカゾウと住民の共生」をテーマに研究・ボランティア活動を展開中。自然保護政策に翻弄されながらも、たくましく柔軟に生きる人びとに魅了されている。

内容説明

賢いゾウと共存するには?アフリカの人々が絞った知恵の物語。

目次

第1章 大草原・子どもたちの村がゾウに襲われる
第2章 草原の村を追い出された人びと
第3章 密猟者の村といわれたが…伝説の象牙と生きているイコマ民族
第4章 村びとが大草原から追い出され「野生の王国」が誕生したわけ
第5章 「自然保護」によって土地を奪われる先住民たち
第6章 動物を保護しながら、人びとの暮らしを守るには?
第7章 ゾウとの共存をめざす村びとたち
第8章 わたしたちにできること

著者等紹介

岩井雪乃[イワイユキノ]
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター准教授。特定非営利活動法人アフリック・アフリカ理事。神奈川県生まれ。東京農工大学農学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科単位取得退学。博士(人間・環境学)。大学を卒業後、青年海外協力隊員としてタンザニアに赴任。それ以来、「アフリカゾウと住民の共存」をテーマに研究・ボランティア活動・NPO事業を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

88
子供向けノンフィクション。大人にも読んでほしい▽人と動物の共生について考える。「観光客」と「現地に住む村人」では立場が違う、考え方も違う。野生動物を絶滅から守るための国立自然公園や保護区は誰が何のために作ったのか、考えさせられる。観光客の入場料や宿泊ツアー料は現地住民には入らない。国立公園を作るために退去させられた人々がいる。密猟者の村として摘発され、犯罪者とされる村人はただのガイドで、実際の密売人や密売組織は罰せられない。襲ってくる野生動物との共生は困難▽日本でも害獣被害は問題。ゾウならなおさら危険2022/07/25

宇宙猫

37
★★★ ゾウというと特別感があるけど、日本カモシカに畑を荒らされて困るのと本質はかわらない。でも共存なんてありえるのか疑問に思えてきちゃう。2017/08/23

izw

19
アフリカの国々については、ホントに知らないことが多い。キリマンジャロがタンザニアにあること、ケニアに隣接していることすら知らなかった。動物保護区域になったから突然住んでいた住民が追い出される、それまで営んでいた狩猟を禁じられる、という施策が、宗主国から通達されて、国立公園や猟銃保護区が出来たという事実も認識していなかった。観光ビジネスが重要なので、ゾウを殺すと大問題だが、ゾウが人間を殺しても問題にされないというのも信じられない。野生動物との共存について考えさせらる本であった。2017/09/04

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

16
野生動物保護区とか国立公園とか、それは動物の保護のためではなくお金持ちの観光の場としてだけのもの。野生動物との生活の均衡を破られたがために動物にしっぺ返しを喰らうって図式は、アイヌにおけるヒグマも。ゾウは神だった。ヒグマも神だった。神も怒るのだ。2023/05/20

ようはん

14
動物保護の為に設置された国立公園といえばプラスのイメージしか無かったけど、その実態はそれまで居住していた原住民が強制的に追い出され、移住先でも国立公園で増加したアフリカゾウにより畑を荒らされて死者も出ているというのは初めて知る。そもそも国立公園の概念とその負の要素はアメリカの白人が生み出した物でこの辺りにも白人優位主義が出てしまってる。2020/01/19

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