合同ブックレット
原発の安全性を保証しない原子力規制委員会と新規制基準

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  • サイズ A5判/ページ数 103p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772612319
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本の原子力行政はどのようにして始まり、どんな問題を持っていたのかを読み解く。■このブックレットでは、日本の原子力行政はどのようにして始まり、どんな問題を持っていたのかを読み解く。
■3.11福島原発事故の後誕生した原子力規制委員会は、どんな理念や役割、しくみをもって始まったか、いま、それがどのようになっているのかがよくわかる。
■日本の原子力行政の中心であり、判断の「決め手」を握るはずの組織の驚くべき実態を知らせる。
■高浜原発3、4号機運転差止仮処分の決定で、福井地裁は、新規性基準は緩やかにすぎ、これに適合しても安全性が確保されているわけではないので、合理性を欠くとした。

第1章 原発推進を後追いする「安全対策」
第2章 3.11の衝撃から生まれた原子力規制委員会
第3章 原子力の安全を保障しない新規制基準
第4章 無責任システムのもとで進む原発再稼働

奈良本英佑[ナラモトエイスケ]
著・文・その他

eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)[イーシフトカッコダツゲンパツナカグロアタラシイエネルギーセイサクヲジツゲンスルカイカッコ]
編集

目次

第1章 原発推進を後追いした「安全対策」(日本における原発のあけぼの;原発建設と「安全行政」の始まり ほか)
第2章 3・11の衝撃から原子力規制委員会の誕生へ(浜岡原発停止とストレステスト導入;大飯原発再稼働を認めた野田首相の政治的独断 ほか)
第3章 原発の「安全」を保証しない新規制基準(原発に求められる「安全性」とは?;原発の機器類は「同時には壊れない」のか ほか)
第4章 無責任システムのもとで進む原発再稼働(再稼働の是非は「原子力規制委員会の判断外」;非現実的な川内原発の避難計画 ほか)

著者等紹介

奈良本英佑[ナラモトエイスケ]
1941年生まれ。京都大学文学部西洋史専攻卒業。法政大学名誉教授。1965年から1980年まで毎日新聞記者。退職後、プリンストン大学で中東史を専攻、1984年修士課程修了。1991年法政大学経済学部助教授。同大学同学部教授。原発問題においては、専門家と市民が共同して、福島原発事故を様々な観点から検証し、政策をつくる原子力市民委員会の原子力規制部会のメンバーを務め、原子力規制行政の分析・検証を行なってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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