出版社内容情報
福島第一原発事故による放射能汚染と健康被害への影響について、
国連特別報告者が日本政府に勧告した報告文全文と解説の書。福島第一原発事故による、放射能汚染と健康被害への影響について、
国連特別報告者が日本政府に勧告した報告文全文と解説の書。
今後の放射能問題についてのガイドライン。
【国連グローバー勧告】
国連「健康の権利」に関する特別報告者アナンド・グローバー氏が、福島原発事故の原因、緊急対応、修復、鎮静化の各段階を検討するため、ヒューマンライツ・ナウ等日本のNGOの要請を受け、2012年11月15日?26日の間来日し、住民の健康に対する権利の実現に関連して、日本政府が講じた対策が権利の実現に適うものであるかを確認・検討する目的で、福島県をはじめとする地域で聞き取り調査を実施した。
その結果をまとめて調査報告書を国連人権委員会に提出し、日本政府への勧告とした。
第1部 国連人権グローバー勧告(全文)
第2部 国連人権グローバー勧告を理解するために
?伊藤和子(弁護士/ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
?崎山比早子(元放医研主任研究官)
?木田光一(福島県医師会副会長)
?吉岡 斉(九州大学副学長)
?岩田 渉(CSRP)
?影浦 峡(東京大学原発災害支援フォーラム)
■巻末資料
日本国政府代表部:国連特別報告者の報告書への日本政府見解
日本政府の見解に対する日本のNGO・専門家のコメント(1)
日本国政府代表部:国連特別報告者の報告書の誤りに対する
日本政府の修正提案
日本政府の修正案に対する日本のNGO・専門家のコメント(2)
ヒューマンライツ・ナウ[ヒューマンライツナウ]
編集
内容説明
国連特別報告者アナンド・グローバー氏は、福島第一原発事故後の「健康に対する権利」の実情に関して、2012年11月に現地調査を実施し、2013年5月に国連人権理事会に対して調査報告書を提出、このなかで、日本政府に対し、低線量被ばくの影響も考慮し、1mSvを基準とする健康に関する具体的な施策の実施を勧告した。
目次
第1部 国連グローバー勧告
第2部 国連グローバー勧告を理解するために(年間1ミリシーベルトを基準とした住民の権利保障への転換を;科学的証拠に支えられた年間限度線量1ミリシーベルト以下;福島原発事故・住民の「健康に対する権利」がどのくらい保障されているのか;原子力規制委員会の限界と放射能追加放出のリスク;東京電力原発事故・影響地域住民の「健康に対する権利」がどのように侵害されているか;国連グローバー勧告と日本政府の反応の背景)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
-
- 和書
- カルトの記憶