出版社内容情報
子どもの「生きる力」「主体性」「問題に気づき解決する力」「やる気」を育むための手法を紹介。教師が身につけるべきカウンセリングマインドとスキルを具体的・実践的に解説。
子どもの「生きる力」「主体性」「問題に気づき解決する力」「やる気」を育むための手法を紹介。
第1部(基礎編)
1 教師力を活かすカウンセリングスキル
2 教師が使えるカウンセリングスキル
感情表現スキル/自己開示スキル/質問スキル/ポジテイブスキル/遠回しスキル/プラス思考スキル/アイメッセージスキル/ユーモアスキル/未来指向スキル/怒りのコントロールスキル/ほか
第2部(実践編):
問題場面でのカウンセリング的コミュニケーションのコツ
忘れ物の多い子ども/服装が乱れている子ども/遅刻が多い子ども/嘘をつく子ども/ものを取る子ども/言動が激しい子ども/授業中に立ち歩く子ども宿題をやってこない子ども/授業を妨害する子ども/いつもひとりでいる子ども/グループ活動ができない子ども/クラスメイトとトラブルを起こす子ども/「いじられキャラ」の子ども/いじめの被害者とされる子ども/いじめの加害者とされる子ども/学校を休みたいといいはじめた子ども/学校を休みがちな子ども/不登校になってしまった子ども/家庭での虐待が疑われる子ども/ゲームに依存する子ども/親と死別した子ども/無気力の子ども/すぐにキレる子ども/挫折に弱い子ども/ほか
第3部(解説編):
教師力を活かすカウンセリング・マインド
(目次より抜粋)
上地 安昭[ウエチ ヤスアキ]
監修
内容説明
教師が使えるカウンセリング的指導法とその効果的活用例をイラストでわかりやすく紹介。あなたの教室にいるちょっとむずかしい子どもと信頼関係を築ける、思いが伝わる!
目次
基礎編(表情・しぐさ・態度で親しみやすさを出す―非言語的コミュニケーションスキル;評価や指導の代わりに教師や子どもの感情に焦点をあてる―感情表現スキル;子どもの言葉をくり返す―くり返しスキル;教師の考えや体験を隠さず子どもに話す―自己開示スキル;子どものいいたいことを的確な言葉で代弁する―明確化スキル ほか)
実践編(忘れ物の多い子ども;宿題を忘れた子ども;給食の牛乳が飲めない子ども;朝から眠そうにしている子ども;掃除をまじめにしない子ども ほか)
著者等紹介
上地安昭[ウエチヤスアキ]
兵庫教育大学名誉教授(神戸カウンセリング教育研究所代表)。1969年広島大学大学院博士課程単位取得退学(教育学博士)。広島大学教育学部助手、同大学保健管理センター講師・助教授。1975年米国ミシガン大学客員研究員。1989年兵庫教育大学教授(臨床心理学専任)。1997年兵庫教育大学附属中学校校長。1998年兵庫県立教育研修所・心の教育総合センター所長。2001年兵庫教育大学附属発達心理臨床研究センター所長。2006年武庫川女子大学教授。専門分野、学校カウンセリング、カウンセリング心理学、臨床心理学
古谷雄作[フルヤユウサク]
神戸市立糀台小学校教諭。神戸大学教育学部初等教育科卒業。兵庫教育大学大学院修士課程生徒指導コース修了(学校教育学)。兵庫教育大学大学院修士課程臨床心理学コース修了(学校教育学)。日本学校教育相談学会(兵庫県支部事務局次長、学校カウンセラー)。日本カウンセリング学会(認定カウンセラー)。日本心理臨床学会(臨床心理士)。学校心理士、ガイダンスカウンセラー。日本カウンセリング学会奨励賞(2008)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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