出版社内容情報
安倍政権が行使容認を目指す集団的自衛権。そもそも集団的自衛権とは一体なにか? 認めるとどんな事態が想定できるのか? 安倍政権が行使容認を目指す集団的自衛権。
そもそも集団的自衛権とは一体なにか? 認めるとどんな事態が想定できるのか?
近隣諸国や国際社会は、こうした日本の動きをどう捉えているのか?
集団的自衛権にまつわる質問をわかりやすくQ&Aで解説します!
第1章 自衛権・集団的自衛権とは
・集団的自衛権とはなんですか?
・集団的自衛権を行使するかどうかは誰が決定するのですか?
・集団的自衛権の行使で行われた軍事攻撃・介入は
どんな結果をもたらしましたか?
・集団安全保障と集団的自衛権とはどうちがうのですか?/ほか
第2章 憲法が集団的自衛権を否定してきたこれだけの理由
・憲法では自衛権はどう考えられているのですか?
・内閣法制局はどんな役割をもっているのですか?
・自衛隊の海外派遣と集団的自衛権との関係はどうなっているのですか?
・アメリカは日本の集団的自衛権にどんな要求をもっているのですか?
・安倍内閣はこれまでの「内閣法制局解釈」を変えようとしていますが?
・憲法解釈を変えれば、すぐに自衛隊を海外へ派遣できるように
なるのですか?/ほか
第3章 武力で平和は守れない
・自民党草案では集団的自衛権はどう考えられているのですか?
・集団的自衛権を行使して戦争に参加することになると
どんなことが予想されますか?
・集団的自衛権を認めたらアメリカの戦争に巻き込まれるのでは?
・オバマ大統領は、日本が集団的自衛権の行使を認め、
中国との関係が悪化することを懸念しているとききましたが?/ほか
第4章 平和な世界をつくるために必要なこと
・国際法には武力行使のルールはあるのですか?
・国際社会は日本の憲法9条をどう評価しているのですか?
・集団的自衛権を行使できるようになったら、韓国はどう考えるでしょうか?
・集団的自衛権を行使できるようになったら、中国はどう考えるでしょうか?
・日本が集団的自衛権を行使することは、国際社会の平和に
必要なのですか?/ほか
高作 正博[タカサク マサヒロ]
編集
内容説明
新聞・ニュースでよく聞く集団的自衛権。「どこがどう問題なの?」そんな疑問に答えます。安全保障の基礎知識・集団的自衛権と憲法9条とのかかわりなど、わかりやすく解説!
目次
第1章 自衛権・集団的自衛権とはどのようなものか?(自衛権とはどのような権利ですか?;国連憲章では武力の行使が禁止されているとききましたが? ほか)
第2章 憲法が集団的自衛権を否定してきたこれだけの理由(自衛権の主張によって、戦力の保持が合憲とされているとききますが?;内閣法制局はどのような役割をはたしているのですか? ほか)
第3章 武力で平和は守れない(自民党改憲草案では集団的自衛権はどう位置づけられているのですか?;自民党の改憲草案では、「自衛隊」を「国防軍」に変えるといっていますが? ほか)
第4章 平和な世界をつくるために必要なこと(戦争は違法とされたはずなのに、なぜなくならないのですか?;戦争犯罪を裁判で裁くことはできないのですか? ほか)
著者等紹介
高作正博[タカサクマサヒロ]
関西大学法学部法学政治学科教授。1967年生まれ。上智大学大学院法学研究科博士後期課程(法律学専攻)単位取得満期退学。琉球大学法文学部助教授、琉球大学大学院法務研究科助教授などを経て、2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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壱萬参仟縁
Shuhei Ueno