徹底検証・使用済み核燃料 再処理か乾式貯蔵か―最終処分への道を世界の経験から探る

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772611169
  • NDC分類 539.48
  • Cコード C0036

出版社内容情報

国際社会の試みが直面してきた政策的及び技術的問題の分析の書。使用済み核燃料の世界と日本の状況と、最新の技術がわかる決定版!

この本を読むとよくわかる!

●原発使用国の10カ国(イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、日本、アメリカ、ロシア、スウェーデン、フィンランド、韓国)が使用済み燃料をどのように管理し、どのように処分方法を探し求めているか、そして再処理は問題解決にならないということがわかります。

●?@中間貯蔵および輸送、?A地層処分場に関連した設計関連事項、?B国際原子力機関(IAEA)による使用済み燃料の保障措置など、使用済み燃料の長期的貯蔵および処分に関連した技術的問題の最新情報がわかります。

原子力発電所の使用済み燃料の長期的貯蔵と処分を巡る過去50年間にわたる、国際社会の試みが直面してきた政策的及び技術的問題の分析の書。使用済み核燃料の世界と日本の状況と、最新の技術がわかる決定版!

内容説明

本書は、発電用原子炉使用済み燃料の再処理、中間貯蔵、最終処分を巡り過去半世紀にわたって国際社会が直面してきた政策的及び技術的問題を分析する。国際社会の方向性を示し、日本が今すぐ取り組むべき課題を提案している。使用済み核燃料の世界と日本の状況と、最新の技術がわかる決定版!

目次

第1部 各国の状況と複数国用処分場の可能性(概観;カナダ;フランス;ドイツ;日本;韓国;ロシア;スウェーデンとフィンランド;英国;米国;複数国用処分場)
第2部 使用済み燃料の中間貯蔵及び最終処分に関連した技術的問題(中間貯蔵と輸送;地層処分;国際的モニタリング)
第3部 日本への提言:プルトニウムの分離を終わらせる日本の使用済み燃料管理のもう一つのアプローチ

著者等紹介

フォンヒッペル,フランク[フォンヒッペル,フランク]
「国際核分裂性物質パネル(IPFM)」共同議長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

4
カナダ、フランス、ドイツ、日本、韓国、ロシア、スウェーデン、フィンランド、英国、米国の使用済み燃料の処分状況とその政策について解説。再処理に固執し続ける日本とフランスを除くほとんどの国は、使用済み燃料を乾式キャスクで管理する政策をとりつつある。IAEAによると、乾式キャスクは100年以上の貯蔵可能。コストはキャスク内に入れられる重金属1kg当たり僅か100~200ドル。それに対し、再処理コストは1kg当たり1000ドル以上。再処理は無駄の極みである。なお、使用済み燃料を乾式キャスクに入れるまで5年かかる。2014/11/01

mft

2
どこの国も問題を抱えている感じではあるけれど、日本が一番首尾一貫しない政策を維持し続けて現実から目を背けている。最終処分場が確定しなくても再処理というファンタジーを捨てて乾式中間貯蔵に進むことはできるはず2016/08/28

月をみるもの

2
19兆円の請求書(http://kakujoho.net/rokkasho/19chou040317.pdf)を見たあと、「じゃあ、どうすればいいの?」と考える人は、この本を読んでみるべきだろう。2015/01/27

朝ですよね

1
日本の章だけ流し読み。本書は2014年出版であるが、当然のように六ヶ所村の再処理工場は予定通り稼働しておらず、2021年現在は2022年上期に竣工予定とされている。乾式キャスク方式は原発敷地内に置けて、低コストかつ少なくとも数十年は安全に廃棄物を保存できそう。実質的な最終保管方式になっているが、永年保管を認める自治体は世界的にもない。とは言え、六ヶ所村は再処理量から廃棄物貯蔵量へと課金対象を切り替えつつあるようで、再処理して永年保管から、乾式で100年以上中間貯蔵に軌道修正されていくような気がする。2021/11/23

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