道・白磁の人 浅川巧の生涯―民族の壁を超え時代の壁を超えて生きた人

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772610834
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

内容説明

1914年、日本が韓国を強制併合してから4年後の朝鮮半島。日本人「浅川巧」と朝鮮人「イチョンリム」は、林業技師として荒廃した山々を緑に戻すために、ともに歩き、ともに語り合い、特別な友情を育んで行く。しかしある事件がきっかけで、チョンリムは抗日運動の容疑で投獄されてしまう。時代が生んだ哀しい運命に抗おうとする浅川巧。果たして二人の行方は…。時代の壁を越える友情と人間愛を描く、史実から生まれた感動のヒューマン・ストーリーがここに誕生。

目次

第1章 白磁の人 浅川巧
第2章 甲州という風土
第3章 浅川兄弟の幼少年期
第4章 朝鮮に渡った浅川兄弟
第5章 「朝鮮古陶磁の神様」と呼ばれた兄・朝鮮の土になった弟
第6章 わが故郷で映画をつくろう
第7章 監督が決まらない
第8章 シネカノンの倒産
第9章 浅川巧生誕120年紀がやってくる
第10章 追い風が吹き始めた
第11章 玄界灘に架ける虹

著者等紹介

小澤龍一[オザワリュウイチ]
1940年生。小説「白磁の人」映画製作委員会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Humbaba

3
個人と個人であればわかり合うことも出来るが、その関係をそのままもっと広い集団に援用できる訳ではない。関係する人間が多くなればなるほど多様な考え方を持つ人が出てくるし、全てが良い人ばかりとは限らなくなる。うまくいかないこともあるが、そこであきらめてしまっては全てが水泡に帰すことになる。2016/11/02

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