これでわかるからだのなかの放射能―正しく知ろう!放射能汚染と健康被害

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772610353
  • NDC分類 498.4
  • Cコード C0036

内容説明

放射線ってなに?放射能とはどんなもの?自然放射線、原爆・原発に由来する放射性物質を放射線防護学の第一人者がやさしく解き明かす基礎知識。

目次

第1章 放射能の基礎知識(原子とは;放射能とは ほか)
第2章 からだのなかの自然放射能(カリウム40;炭素14 ほか)
第3章 核実験に由来する体内の放射能(ウラン235が核分裂しやすい理由;セシウム137 ほか)
第4章 原発事故に由来する体内の放射能(福島原発事故はどんな事故だったか?;スリーマイル島原発2号炉の教訓 ほか)

著者等紹介

安斎育郎[アンザイイクロウ]
放射線防護学、立命館大学名誉教授、安斎科学・平和事務所所長。1940年東京生まれ。1964年、東京大学工学部原子力工学科卒業。工学博士。東京大学医学部助手を経て、1986年、立命館大学教授。1995年より国際平和ミュージアム館長。2008年より名誉館長。2011年、安斎科学・平和事務所開設、同所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びわまる

0
基礎の基礎からを図解入りで詳しく解説してあり、理数系が苦手な私でもあきらめずに読めた。原子とは、放射能とは、に始まり、人と放射性物質のかかわりの歴史も知ることができ、現状とどう付き合うかについて、比較的公平に書かれているように思う。ただし本文内の「被曝ゼロを目指して不断に低減化されるべき」という部分には違和感を感じた。「逐次崩壊系列」という新しい言葉を知ったことは収穫。2012/01/08

のぶ

0
初版が今年だし「改訂」というような文言も見当たらないので「フクシマ」対策本として急遽作られたものかと思ったら、読み終わってあとがきを見てびっくり、もとは79年に(チェルノブイリよりも前だ)書かれた本だったのですね。安斎氏に関する予備知識も何もなく借りた本だったのですが、この時期あらためて彼の足跡や現在の言論にも興味が出てきました。それはともかく本書は(加筆改訂された部分で原発を社会問題としてさらっと論じてはいますが)土台は知的関心を満たすための長閑な科学読本。難解な物理学が平易に解説されていて有難かった。2011/11/11

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