内容説明
らい予防法のために1996年まで、隔離され、人間性を奪われてきた元ハンセン病患者たち。人権侵害を問うため国家を訴え、元患者たちが勝訴したハンセン病国賠訴訟判決から2011年5月で10年を迎える。この10年の間になにが変わり、なにが変わらなかったのか。日本・台湾・韓国の元患者たちへの取材を通し、彼らが新たな人生を歩き始めた姿を映し出した、渾身のフォトルポルタージュ。
目次
第1章 輝いて生きる
第2章 ハンセン病回復者と私の15年
著者等紹介
八重樫信之[ヤエガシノブユキ]
1943年、中国長春生まれ。フォトジャーナリスト。69年朝日新聞入社。写真部、アエラ編集部、映像本部を経て03年退職。写真部でデスク、アエラ編集部でフォト・ディレクターに就く。日本写真家協会会員。全日本写真連盟関東本部委員。ハンセン病首都圏市民の会会員。NPO法人IDEAジャパン理事。96年からハンセン病問題に取り組み、全国13カ所の療養所と台湾、韓国の取材を続けている。第二回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞審査員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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