内容説明
みなさんが勉強したいと思う「日本史」「東洋史」「西洋史」の分類は、高校までの歴史の授業に“縛られている”のではないでしょうか―中国や日本列島を含む東アジア海域の、古代から近世までの歴史を見ていく入門書。
目次
プロローグ 東アジア海域史、事始め
第1部 東アジア海域の古代(金印の時代;卑弥呼の外交;倭の五王と遣隋使;白村江の戦い;遣唐使、前編;遣唐使、後編)
第2部 東アジア海域の中世(新たな時代の幕開け、海商の時代;未完の海上国家、呉越国の試み;日宋貿易;海商の生活と貿易;平清盛、蒙古襲来)
第3部 東アジア海域の近世(前期倭寇と近世国家の成立;勘合貿易と後期倭寇;トウガラシとグローバリゼーション;琉球王国;清朝と徳川幕府の成立と貿易;「鎖国」の実態、四つの口貿易)
エピローグ 東アジア海域の近代
著者等紹介
山崎覚士[ヤマザキサトシ]
中国中世史、東アジア交流史。1973年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程東洋史学専攻単位取得退学(博士(文学))。大阪市立大学特任講師等を経て、佛教大学歴史学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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