内容説明
ストリートチルドレンを生み出す最大の原因は、貧困です。存在を忘れらた子どもたち。
目次
第1章 私たちが出会ったストリートチルドレン
第2章 なぜ路上で暮らしているの?
第3章 世界のストリートチルドレンと私たち
第4章 未来を奪われた子どもたち
第5章 ストリートチルドレンが必要とするものはなんだろう
第6章 子どもはみんな幸せになる権利がある
第7章 将来に向かって歩みはじめた子どもたち
第8章 あなたにもできること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
8
フィリピンのマリラの名前は知っていても、児童が詰め込まれた息も吸えない程の悪臭の刑務所があるなんて知らなかった。体臭とトイレの匂いと消毒液が充満。あきらかに10歳未満の子もいる・・。路上生活の子供がいない事が世界で例外的なのも驚きました。身近にいる方が普通の世界。世界から支援されていてもよくならない国が多すぎる。▽図書館2015/06/11
touhu@レポートに埋もれています
8
卒論に必要な情報が欲しく読了しました。こんないい生活をしてる自分がどれだけ幸せかというのが身をもって分かる。結局我々が寄付をしてもその大半は強制徴収として取られてしまう。これでは悪循環...必要なのは寄付ではない教育が必要だと思う。でもそれを教えるのは簡単ではない2014/11/24
ののまる
7
「すべての子どもに幸せになる権利がある」2016/02/08
きたむらさんえ
3
自分には現地に行って支援するようなことは避けたい。だが、経済的に支援することはできる。さっそくHPから支援させてもらおう。私もお金がありあまっているわけではないが、死ぬことはないのだから。2015/08/02
Carol
2
10年ほど前にベトナムに赴任していた時、外国人向けに整備された警備とハウスキーピングつきの住宅で生活し、毎日送り迎えがついていた。20代のペーペーなのに。これは私が偉いからでは全くなくて、そうしないと安全が確保できなかったからだった。通勤の車の中からは、日本では考えられないような光景も多々目にした。それでも、あの頃は自分のことで精一杯で何もできなかった。少しだけ周りを見ることができるようになった今、私には何ができるだろうか、と思いながら読みました。感想じゃなくてごめんなさい。2021/01/23