内容説明
カラシニコフ銃の影の部分に焦点をあて、徹底的に分析。
目次
第1章 新しい主役の誕生
第2章 カラシニコフなスタイル
第3章 「男らしさ」と銃の関係
第4章 誰もがほしい戦争の兵器
第5章 子どもとカラシニコフ
第6章 拳銃はアートとなり、山羊となる
著者等紹介
バロウズ,ギデオン[バロウズ,ギデオン][Burrows,Gideon]
作家、編集者。政治と環境問題が専門。武器貿易反対キャンペーンの共同代表。NGOのためのメディアコンサルタント会社、出版社を経営
小野寺愛[オノデラアイ]
ピースボート共同代表、「ピースボート子どもの家」コーディネーター。国内外で子ども・環境・持続可能な社会作りを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
13
1分間に1人、1日に1440人、1年に50万人が小型兵器で殺されている。その多くは第二次世界大戦中にソ連で発明されたカラシニコフ銃によって。子どもや女性でも簡単に扱えて掃除も楽、大量生産が可能で極めて安価、コピーや改良も可、戦時中のものでも今でも使えるような頑強さ。デザインがクールだから好きという銃器ファンも多い。確かに映画でもゲームでも実際の殺戮でもテロでも犯罪でも、この銃をよく見る。しかしそれを大量生産し、中東や東欧諸国、南米、アフリカなどの紛争地に大量供給しているのは5つの国連常任理事国である。2016/02/12
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