内容説明
名実ともに日本を代表する湖である琵琶湖を擁し、淡水性プランクトンの研究者が集う滋賀県で編集された「やさしい図鑑」。214属263種、写真・図版989点を掲載した、専門的な知識がなくても十分役に立つ図解ハンドブック。
目次
植物プランクトン(藍藻のなかま;珪藻のなかま;鞭毛藻のなかま;緑藻のなかま)
動物プランクトン(原生動物のなかま;ワムシのなかま;節足動物のなかま)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
23
カラー写真とイラストが豊富。分かりやすい分類に適度な専門的解説。子ども、初心者向けとあり研究者でなければこれで十分と思える一冊。滋賀の理科教材研究委員出版なので、ほぼ琵琶湖でのプランクトン図鑑となっている。これが自分のメダカ瓶の中にどれだけ当てはまるだろうか。個人的にメダカ飼育の派生で興味を持った淡水プランクトン。顕微鏡も欲しくなってきた。2022/04/17
いきもの
1
観察による簡単な分類を目的とした本で、生態とかそういうものはあまり詳しく載っていない。写真や図がふんだんにあるので、顕微鏡で観察した微生物が何であるかおおまかに推測したい時にはかなり役立つのではないかと思う。2013/05/26
Masa
0
やたら琵琶湖や近隣の湖沼が多いと思ったら、滋賀県の人が書いてた。水前寺のりって藍藻だったとかアメーバが同じ細胞が延々と分裂してるとか、知らなかったり忘れてたり。表題の「やさしい」は、やっぱり図解ハンドブックに掛かるんだろうな。2021/08/01
川山空人
0
タイトル通りの内容で、楽しく学べる良書です。 水の中にはこんな生きものがいるのかと、眺めているだけでも楽しめます。