内容説明
貧しい人びとをだまして戦地におくる、アメリカ格差社会の現実。イラクでの蛮行の数々。そのすべてを元兵士が書いた。
目次
第1章 戦争を知らない頃
第2章 殺人マシーンへの変貌
第3章 はじめての戦場
第4章 狂気のサッカーゲーム
第5章 病院の少女
第6章 テロリストは誰か
第7章 悲劇の国境
第8章 脱走兵への道
終章 戦争の代償
著者等紹介
キー,ジョシュア[キー,ジョシュア][Key,Joshua]
元アメリカ陸軍上等兵。1978年、アメリカ・オクラホマ州生まれ。2002年4月、アメリカ陸軍入隊。イラク戦争開戦から3週間後の2003年4月、イラク中部の最前線へ赴く。現地でアメリカ軍によるイラク市民への数々の非人道的行為、戦争犯罪を目の当たりにし、一時帰国中の2003年12月に軍からの脱走を敢行。追っ手を逃れながら家族とともに1年以上にわたりアメリカ各地に潜伏した後、2005年、国境を越えカナダへと逃亡。現在、反戦NPOの支援の下、カナダ政府に対し難民認定による保護を求めながら同国で暮らしている
井手真也[イデシンヤ]
NHKディレクター/プロデューサー。1963年、兵庫県生まれ。1991年の湾岸戦争ではイラク・ヨルダン国境で戦争避難民を取材。2001年には9・11の同時多発テロにワシントンで遭遇。2006年のレバノン紛争ではレバノン・イスラエル国境を取材するなど中東問題関連のドキュメンタリーを手がけるほか、社会問題、事件・事故、災害、自然科学関連など多様な番組を企画制作。現在、「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」などの制作を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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