目次
第1章 侵略はなぜ起きたか(戦争が戦争を呼ぶ泥沼へ―中国との全面戦争;同化政策という名の臣民化―朝鮮の植民地支配と現在 ほか)
第2章 戦争があたりまえだった時代(国家に奪われた婚約者―最大の言論弾圧・横浜事件;戦時下、庶民のレジスタンス―徴兵忌避・反戦投書 ほか)
第3章 日本がアジアでしたこと(「王道楽土」の現実―平頂山事件;観光地に建つ「血債の塔」―シンガポールの日本軍 ほか)
第4章 戦後の責任という視点(法の厚い壁を乗り越える―戦後補償裁判;歴史認識の共有に向けて―教科書から見る東アジアの未来 ほか)
著者等紹介
熊谷伸一郎[クマガイシンイチロウ]
1976年、横浜生まれ。ライター・編集者。現在、出版社勤務。環境・沖縄・在日外国人問題など幅広いテーマでルポを各誌に寄稿する。ライフワークとして元日本軍兵士の戦場体験の聞き取りを進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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星辺気楽
2
最近再読が多い。でも改めて読むと、次世代の平和運動の在り方について目からうろこ的な取り組みもあって良書。2016/09/13
星辺気楽
1
言いつくされたような日本の戦争責任だが、慰安婦問題にしても韓国だけの問題ではないことが草の根の平和運動家の地道な調査で明らかになっていく。戦争に向かおうとする現政権にこれらの問題に対してきちんと説明していかせることが日本人としての義務であると思った。2014/12/21
りさんた
0
戦争を知らない世代が、日本が加害者であるという視点にたって書いた本。 戦争を知らなさすぎる世代が書いたものであるせいか、一つ一つのトピックが短すぎるせいか、イマイチ説得力が無い。2010/04/08
hiro
0
私のような世代には非常にGood!詳しい書評はhttp://daphnetin.blog.so-net.ne.jp/でどうぞ!!2009/11/16
星辺気楽
0
再読。絶えず検証する必要性。 2022/12/31