ドキュメント大気汚染の日々―思いきり空気を吸いたい

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772603096
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0072

内容説明

大勢の公害被害者が東京地裁に政府・都・道路公団・自動車メーカーを相手に損害賠償と環境基準を越える排気ガスの差し止めを求める訴訟に踏み切りました。これは、人類の未来を保証する環境保全の願いをこめた大衆的な運動の萌芽に他ならない。被害に苦しみながら、勇気ある人々が、この訴訟で先陣を切って立ち上がった。著者のカメラは、その勇気ある人々の姿をさまざまな角度からとらえ、丁寧に収めている。環境破壊防止の先駆けとなる運動の記録。

目次

喘息患者の日々
患者たちの証言(妻の発作を見るのがつらくて;愛する子供とともに生きたいから;未認定患者を救ってください;普通の生活を送りたい;苦しさのあまり自殺未遂 ほか)
裁判へのみちのり

著者等紹介

増田文雄[マスダフミオ]
1949年群馬県生まれ。1969年東京へ移住。1975年気管支喘息を発症。1984年法政大学法学部卒業。1996年東京大気汚染訴訟第一次原告。1994年現代写真研究所(21期)入所。1998年修了。現在、現代写真研究所橋本ゼミ在籍。1996年大気汚染をテーマに撮影開始。1998年、99年、03年日本リアリズム写真集団公募展「視点」入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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