内容説明
友だちの話をきちんと聞いてあげたり、自分の気持ちをうまく表現したりすることが苦手な子どもたちが増えている。友だち同士やクラスの中でなにか問題が起こったときに、コミュニケーションを通じて問題を解決する力が失われてきている。本書では、こころを通わせながらじょうずにコミュニケーションをとる方法をイラストで具体的に紹介した。コミュニケーションを通じてこころ豊かな子どもを育てる親や先生必携のテキスト。
目次
1 人の話をじょうずに聞こう(話の聞きかたにもいろいろある;人の話をじょうずに聞くには;落ち込んでいる友だちの話を聞くには ほか)
2 自分の気持ちをじょうずに伝えよう(話しかたにもいろいろある;じょうずにあいさつをするには;「ありがとう」をじょうずにいうには ほか)
3 自分で考えよう・みんなで考えよう(自分のもめごとを解決するには;自分のもめごとを解決するには;クラスのもめごとを解決するには ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumie・Vookworm
2
仲裁の仕方から伝え方などマンガで分かりやすい。親や先生に向けた本。円滑なコミュニケーション技術を身につけないまま大人になっちゃってる人もかなり多い気がする。2014/07/09
Eiichi
1
今年47冊目。ネットで注文。場面に分けて、スキルが掲載されている。大事なのは場の設定。場の設定に必然性があるか。必然性がなければ、生きたスキルとはならないだろう。一人ひとりの子どもによって、ニーズがちがう。一人ひとりのことを思い浮かべながら、慎重に取り組む必要があると思う。2015/03/27