内容説明
家庭の生ごみから事業系食品残さまで、生ごみの資源化問題がこれ1冊でわかる。「家庭生ごみ堆肥化」の手引きから「生ごみ循環のしくみづくり」まで、市民・行政マン必読のQ&A。
目次
A いまなぜ、生ごみリサイクルか 基礎・運動編(生ごみリサイクルとはどんなことですか?;わが国ではどのくらいの量の生ごみが出ているのですか? ほか)
B 生ごみの上手な堆肥化の方法 実践・技術編(堆肥にできる生ごみ、堆肥にできないごみとはどんなものですか?;家庭でできる生ごみ堆肥化には、どんな方法がありますか? ほか)
C 生ごみはなぜ堆肥になるか 分解・発酵編(有機物、無機物と植物養分とのかかわりを教えてください。;生ごみなどの有機物が分解される方法には、発酵と腐敗があると聞きますが、その違いは何ですか? ほか)
D 生ごみ堆肥の利用をめぐって 肥料・施用編(生ごみ発酵堆肥で本格的なレタス栽培がされたと聞きますが、どんな結果でしたか?;生ごみ発酵堆肥を農地に施肥するときの注意点を教えてください。 ほか)
E 循環型社会をつくるために 政策・展望編(日本は世界最大の食料輸入国だと言われていますが、食品輸入は農業にどんな影響を与えているのですか?;生ごみ堆肥化は、食料自給率向上につながると聞きますが、どんな関連があるのですか? ほか)
著者等紹介
岩田進午[イワタシンゴ]
1930年東京生まれ。専門は土壌学。茨城大学農学部教授、(財)日本農業研究所研究員を歴任。NPO法人有機農産物普及・堆肥化推進協会顧問、日本農業土木学会賞、日本土壌肥料学会賞を受賞
綱島不二雄[ツナシマフジオ]
1939年横須賀市生まれ。専門は地域環境科学(農業経済学)。山形大学農学部教授。食と農のリサイクル/つるおかエコピッグリサイクルシステムを推進、エコピッグ授業を実施
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