6000000000個の缶飲料―町をかえたマリーとF組の子どもたち

6000000000個の缶飲料―町をかえたマリーとF組の子どもたち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772602747
  • NDC分類 K519
  • Cコード C0037

内容説明

この物語は、南ドイツのある学校で実際にあったお話です。ある日、F組の担当シュヴァイゲルト先生は、クラスのみんなに「缶飲料をへらそうコンクール」のことを話しました。ドイツでは、1年間に60億個の缶入り飲料が飲まれ、その量は、つなげると地球16周にもなるというのです。「缶のことをみんなに知ってもらって、町から缶飲料をへらしていこう!」そう決意したマリーたちF組のアクションが始まりました。学校から、教会やお店へ、そして町全体へ―子どもたちの取り組みは、やがて国会議員を巻き込み、州政府をも動かしていきます。生命を尊重し、生きることへの共感にあふれる感動の物語。

目次

ヨハネス・クッレン学校
シュヴァイゲルト先生
「缶飲料をへらそう」コンクール
ぼくたちにできることがあるのなら
アクションがはじまった
手紙作戦でいこう
環境にやさしい法律
ドキドキの署名あつめ
パワー全開
ビッグニュース
動物の大量飼育反対アクション
社会に出ていく子どもたち

著者等紹介

今泉みね子[イマイズミミネコ]
環境問題ジャーナリスト、翻訳家。1948年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。1983~86年ドイツのフライブルク大学に留学。90年より娘とともにフライブルク市に住み、ドイツを中心とするヨーロッパ諸国の環境対策の紹介、雑誌記事の執筆・講演などに活躍している。ドイツの小学校の環境教育の実践を描いた『みみずのカーロ』で児童福祉文化賞(厚生大臣賞)を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mao

2
ペットボトルの害ばかり広まってきたけれど、缶もダメじゃん(-_-メ)  使って良いのはリユース瓶か水筒だけだね~2019/03/03

1
今まで缶飲料はペットボトルと比べてもリサイクル率が高いから、とてもいい物だと思って、ペットボトル飲料は缶に変わるべきだと思ってました。でも缶が1つ作られる過程で、どれだけのゴミと環境破壊が起きるかがわかったので、世界の人口がまだまだ増える以上は結局は瓶飲料に切り替えるしかないのかなと思いました。マリーたちが実現させたことを、日本でも実現させたい。2011/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/147827
  • ご注意事項

最近チェックした商品