転移焦点化精神療法による病的自己愛の治療

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転移焦点化精神療法による病的自己愛の治療

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  • サイズ A5判/ページ数 530p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772421478
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3011

内容説明

自己愛的特徴を持つ人から自己愛性パーソナリティ障害まで、さまざまな水準におよぶ自己愛の病理を有する患者に対して、カンバーグらによる境界性パーソナリティ障害への治療モデルを応用したクリニカル・ガイド。現代対象関係論に基づいて自己愛の病理を概念化し、具体的な治療アプローチを提示しつつ、恋愛関係や社会的領域に拡大する悪性自己愛の問題にも取り組んでいる。自己愛患者との作業に行き詰まりを感じている臨床家にとって、理論と実践の両面で指針となる一冊。

目次

転移焦点化精神療法による病的自己愛の治療―イントロダクション
第1部 病的自己愛の概念化(病的自己愛における自己機能;病的自己愛における対人関係機能;TFPの概要)
第2部 病的自己愛の治療(病的自己愛およびNPDのアセスメントと診断;治療契約と枠;TFP‐N初期段階;TFP‐N後期段階;自己愛性と境界性の病理を併せ持つ患者に対するTFP‐N)
第3部 親密な関係性と社会における病的自己愛(悪性自己愛―臨床的側面と社会的側面;自己愛的恋愛関係)
エピローグ

著者等紹介

ダイアモンド,ダイアナ[ダイアモンド,ダイアナ] [Diamond,Diana]
ニューヨーク市立大学臨床心理学博士課程の名誉教授、ニューヨーク・プレスビタリアン病院―ワイル・コーネル医科大学パーソナリティ障害研究所の上級研究員。ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ大学およびニューヨーク大学心理療法・精神分析におけるポストドクター課程での非常勤教授。主な関心は、パーソナリティ障害を有する患者への精神力動的精神療法、自己愛の病因・病理・治療、愛着の理論と調査の臨床的応用。多くの論文や書籍の著者あるいは共著者であり、米国心理学会第39部(精神分析)から研究賞、ワイル・コーネル医科大学から自己愛の理解を深めたことに寄与したことによりスターン特別客員教授授業賞を受賞。『Psychoanalytic Psychology』誌および『Psychoanalytic Inquiry』誌の編集委員を務め、マーガレット・S・マーラー財団の共同副会長を務める。ニューヨーク市で開業している

ヨーマンズ,フランク・E.[ヨーマンズ,フランクE.] [Yeomans,Frank E.]
ワイル・コーネル医科大学精神医学の臨床准教授、ニューヨーク・プレスビタリアン病院―ワイル・コーネル医科大学パーソナリティ障害研究所での訓練ディレクター、コロンビア大学ヴァジェロス内科外科医学校精神医学非常勤臨床准教授。米国精神医学会の名誉会員、国際転移焦点化精神療法協会会長、精神医学推進グループ精神療法委員会委員長。主な関心は、パーソナリティ障害のための精神療法の開発、調査、教授、実践である。彼は多くの国で訓練プログラムを設立に携わり、多くの論文と著作を出版している

スターン,バリー・L.[スターン,バリーL.] [Stern,Barry L.]
コロンビア大学ヴァジェロス内科外科医学校精神医学非常勤臨床准教授、コロンビア大学精神分析訓練研究センターの教員。研究の中心は、パーソナリティとメンタルヘルスの研究、およびパーソナリティ機能のスペクトラムをまたいだ患者やカップルに対する転移焦点化精神療法の応用である。パーソナリティ構造の構造化面接(STIPO)とその改訂版(STIPO‐R)の妥当性研究の主任研究者。STIPOおよびパーソナリティの構造的アセスメントに焦点を当てた実証研究を発表している。ニューヨーク市で開業している

カンバーグ,オットー・F.[カンバーグ,オットーF.] [Kernberg,Otto F.]
ニューヨーク・プレスビタリアン病院―ワイル・コーネル医科大学パーソナリティ障害研究所精神医学の教授およびディレクター。コロンビア大学精神分析訓練研究センターにおける訓練分析家・スーパーヴァイザー。アルバート・アインシュタイン医科大学精神医学の著名な客員教授。多くの国際精神分析インスティテュートの名誉会員であり、過去には国際精神分析協会での会長を務めた。米国精神医学会(APA)の特別終身研究員。APAの功労賞、精神分析分野への顕著な貢献に与えられる最初のシガニー賞など数々の栄誉ある賞を受賞。精神分析的精神療法、精神分析的対象関係論、重篤なパーソナリティ障害に関する研究を行い、独創性に富んだ本や論文を発表

鳥越淳一[トリゴエジュンイチ]
2011年、ボストン精神分析大学院(BGSP)博士課程修了。開智国際大学教授、博士(精神分析学)、精神分析家(NAAP)。BGSP国際フェロー。TFPセラピスト(ISTFP)、TFP‐JAPANコーディネーター。早稲田大学文学研究科修士課程を修了後、臨床心理士として医療や教育領域での実務経験を経て渡米。米国ボストンで訓練を受け現代学派の分析家となる。近年はコロンビア大学精神分析訓練研究センター及びTFP‐New Yorkにて転移焦点化精神療法の訓練を受けTFPセラピストとして主にパーソナリティ障害の治療と研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

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病理的ナルシシズム 転移焦点化療法 オブジェクト・リレーション理論 病理的誇大自己 心理的防衛機構 分裂 内面の無価値感 内面の空虚感 感情的共感 搾取的な関係 顕著なナルシシズム 脆弱なナルシシズム ナルシシズムの変動 悪性ナルシシズム サディズム的傾向 転移 治療契約 解釈の延期 澄明化 対象関係二項 ナルシシズム・サプライ ラブボミング 価値の低下 破棄 逆転移 自己機能の障害 対人関係機能の障害 ボーダーラインパーソナリティ・オーガニゼーション 投影への解釈 技術的中立性2025/11/18

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