内容説明
精神分析家の成熟とは…。本書には分析家が臨床的な営為に取り組む際に、…真実という概念を捉え、活用していく、その新たな方法が提示されている。
目次
第1章 真実と心的変化―序に代えて
第2章 思考の三形態―魔術的思考、夢思考、変形性思考
第3章 破綻恐怖と生きえない生
第4章 起きていることの真実を直観すること―ビオンの『記憶と欲望についての覚書』をめぐって
第5章 精神分析家になること
第6章 意識性という「贈り物」、その暗きアイロニー―カフカの『断食芸人』
第7章 全と無を包みこむ文字の生―ボルヘスの『バベルの図書館』
第8章 トーマス・H・オグデンとの会話
著者等紹介
上田勝久[ウエダカツヒサ]
1979年三重県伊賀市に生まれる。現在、兵庫教育大学大学院臨床心理学コース准教授臨床心理士・公認心理師。受賞:日本心理臨床学会奨励賞(2015)、日本精神分析学会山村賞(2015)、京都大学大学院教育学研究科長賞(2016)、三好暁光学術奨励賞(2017)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
真実:真実の探求 心的変化 自己認識 依存と独立 分析的対話 他者との関係 分析家の役割 思考の三形態:魔術的思考 夢思考 変形性思考 無意識の影響 心理的防衛機制 象徴的意味 直感と論理 夢分析 破綻恐怖:破綻恐怖 心的空間 夢の解釈 分離の必要性 トラウマの影響 成長の過程 分析の支援 精神分析:無意識の理解 直観的洞察 変化の促進 患者との関係 共同思考 体験の共有 内的世界の探求 分析的対話 文学:カフカの断食芸人 存在と無 自己探求 哲学的視点 文学的象徴 物語の解釈 人間の苦悩 精神分析と文学2025/03/04
takao
1
ふむ2025/06/03
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