出版社内容情報
齊藤 万比古[サイトウ カズヒコ]
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岩垂 喜貴[いわだれ よしたか]
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内容説明
児童精神科病棟とはどのような環境で、子どもはどのような入院生活を送り、どのように治療が行われ、教育はどう保障されているのか?外部から見えにくい児童精神科入院治療の意義や課題を、臨床的観点から明らかにする。
目次
第1部 児童精神科臨床における入院治療の意義と課題(児童精神科入院治療の特異性およびその意義と課題;児童精神科入院治療の実際―治療概要とその目標)
第2部 入院治療の諸側面(児童精神科入院治療の精神療法性―集団精神療法を中心に;児童精神科入院治療における家族支援の意義と方法 ほか)
第3部 児童精神科入院治療を取り巻く環境(児童精神科外来専門施設からみた入院治療の意義と課題;小児科と児童精神科の連携―神経性やせ症の入院治療を例にして ほか)
第4部 入院治療をめぐるケース検討(症例1 思春期の4年間を病棟で過ごした摂食障害女児の治療経過―こころが自由になること;症例2 孤独を恐れ、必死にしがみついては暴れるしかなかった男児Aとの治療経過 ほか)
著者等紹介
齊藤万比古[サイトウカズヒコ]
1975年3月千葉大学医学部卒業。2015年4月現職:恩賜財団母子愛育会愛育研究所児童福祉・精神保健研究部部長、愛育相談所所長。所属学会:日本児童青年精神医学会監事・元理事長、日本ADHD学会監事・元理事長、日本精神神経学会代議員、日本思春期青年期精神医学会会員、日本青年期精神療法学会常任理事。資格:精神科専門医、子どものこころ専門医、日本児童青年精神医学会認定医
岩垂喜貴[イワダレヨシタカ]
1999年3月山梨医科大学医学部卒業。2019年4月現職:駒木野病院精神科診療副部長。所属学会:精神保健指定医、日本小児科学会専門医・指導医、日本精神神経学会専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医、代議員、子どものこころの専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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