内容説明
性への教育と介入。すべてを伝えるこの本をあなたへ。
目次
第1部 いっぱいあってな(性体験の多様性;百花繚乱事変)
第2部 教育(性教育の本気度;何をいつ教えるのか ほか)
第3部 介入(教育と介入;性差 ほか)
第4部 LGBT(おさらい;それがどうした ほか)
付録
著者等紹介
小栗正幸[オグリマサユキ]
法務省所属の心理学の専門家(法務技官)として各地の矯正施設に勤務。宮川医療少年院長を経て退官。現在、宇部フロンティア大学臨床教授、特別支援教育ネット代表、三重県教育委員会事務局特別支援教育課発達障がい支援員スーパーバイザー、三重県四日市市教育委員会教育支援課スーパーバイザーを務める。一般社団法人日本LD学会名誉会員・代議員・編集委員・特別支援教育スーパーバイザー。専門領域は、思春期から青年期の逸脱行動への対応
國分聡子[コクブサトコ]
静岡県立清水特別支援学校教諭。児童福祉司、上級思春期保健相談士。日本体育大学体育学部体育学科卒業後、私立高校教員を経て特別支援学校勤務。平成20年度静岡県中央児童相談所に出向し、ケースワーカーとして虐待、不登校、非行対応。平成20~30年度、国立特別支援教育総合研究所「障害のある児童生徒の性教育」講師。静岡県優秀教職員賞(平成28年度)、文部科学大臣優秀教職員賞(平成29年度)、第51回(2020年度)博報賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぞだぐぁ
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図書館の新刊にあったので読んでみた。 学校での性教育に限ることではなく、児童養護施設や学校での不順異性交遊とされる事柄への指導等についても。『ヴァギナ・モノローグ』を読んだ時にも印象に残ったのだが女性は自分の性器を男性程見やすくないので、知識によってはおしっことおりものが出る場所が一緒で、タンポンを入れたまま排尿できないと誤解しているという話も。また、特別支援学校の生徒が出会い系にハマった理由が学校では怒られるばかりだけど出会い系の相手は自分を肯定してくれて、理解しないままヤッていた等怖い話も。2021/03/13