内容説明
統合失調症でみられる行動特性の背景には何があるのか?
目次
第1部 統合失調症患者の行動特性(行動特性とICF;行動特性の列挙)
第2部 各特性相互の関係と統合失調症患者の全体像(統合失調症性人格の形成とその生の戦略;統合失調症性人格者の破綻としての急性精神病状態)
第3部 統合失調症患者との接し方―まとめに代えて(適応期‐破綻期‐再適応期;再発予防のために;急性期・破綻期から修復期の対応)
補論 告知についての私の考え
著者等紹介
昼田源四郎[ヒルタゲンシロウ]
1946年、千葉県生まれ。東北大学医学部卒。総合病院、精神科病院で精神科医として長年勤務したのち、福島大学教授。ふくしま心のケアセンター所長。現在、精神科病院顧問。専攻は、精神病理学、精神医学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夜間飛行
178
《段取りが組めない・学習した知識を応用できない》娘が発症して本書を読み始めたが、小さい頃から苦手なことを求めてしまっていたことに今気づかされた。《比喩やユーモアを理解できないことがある》言葉で傷つけてしまったかも知れない。統合失調症患者の家族にも同じ傾向があるらしく、私や妻にも当てはまる項目があった。ハイデガーなど援用し、自我境界や時間性という観点から統合失調症の内的世界に分け入っていく所はやや難しい。今後娘と接する際に気をつけたいことが沢山あった。子供が統合失調症の傾向を持つ親御さんにぜひ読んでほしい。2026/03/08
ベビーヨーダ
3
【TDM T教授推薦】 Szとは、3歳までに関連機能が構築されなかった人々。 防衛機制=物事を二項対立に単純化したり、自閉傾向になったり、世界が崩壊した不安感ゆえに妄想気分などで意味づけする。 フィルター機能がない。全体を把握して段取りできない。時間性の障害ゆえに短絡的(⇨一瞬で自殺する)、同じ失敗を繰り返す。 曖昧が苦手。唐突な会話。緊張状態。脱中心化の困難さ。視点変更の困難さ。述語優位の論理。 「正常」を求めるのではなく、様樣なハンデをもつ人を受け入れる社会であるべきである。 何度も立ち返りたい本。2021/08/21
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