子どもを虐待から守る科学―アセスメントとケアのエビデンス

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子どもを虐待から守る科学―アセスメントとケアのエビデンス

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  • サイズ A5判/ページ数 166p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772417839
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C3011

内容説明

児童虐待はどこまで解明されているか。データをもとに正確なアセスメントとケアの根拠を携えるための「児童虐待と闘う科学」。

目次

第1章 児童虐待の現状と対応の枠組み―児童虐待とはどのような行為か。児童虐待に対応する機関にはどんな役割があり、どのように連携しているか。増加する児童虐待に法制度は追いついているか(児童虐待の現状と虐待の定義;児童虐待を判断する視点 ほか)
第2章 児童虐待のリスクとリスクアセスメント―“虐待のリスクを予測する”とはどういうことか。専門家の臨床的判断よりも統計に基づく判断が優れているのはなぜか。科学的なリスクアセスメントはどうして広がらないのか(児童虐待のリスクアセスメント;リスクアセスメントとは ほか)
第3章 児童虐待への介入―虐待の通告を受け、児童相談所は何を判断しどう動くのか。なぜ再発防止が重要なのか。一時保護を解除して子どもを家庭に戻すために有効な介入とは(児童相談所において必要なアセスメントと有効な介入;再発防止の重要性 ほか)
第4章 児童養護施設における虐待への対応とケア―子どもが保護される児童養護施設はどのような場か。子どもたちの生活はどのようなものだろうか。児童虐待は子どもの育ちにどんな影響を与えるのか。子どもと家族の回復のためのケアとは(児童養護施設とは;児童養護施設の役割の変遷 ほか)

著者等紹介

原田隆之[ハラダタカユキ]
一橋大学社会学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修了、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校大学院心理学研究科修了。保健学博士(東京大学)。法務省法務専門官、国連薬物・犯罪事務所ウィーン本部アソシエート・エキスパート、目白大学教授等を経て、筑波大学教授、東京大学客員教授。専門は、臨床心理学、犯罪心理学、精神保健学。公認心理師、臨床心理士

堀口康太[ホリグチコウタ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了(博士:生涯発達科学)。川崎市職員として、児童相談所、区役所、本庁で児童家庭相談、児童虐待対応に従事。筑波大学人間系(附属学校教育局)特任助教を経て、白百合女子大学発達心理学科講師。専門は、生涯発達心理学、福祉心理学。社会福祉士、公認心理師、臨床発達心理士

田附あえか[タツキアエカ]
東京都立大学大学院人文社会科学研究科心理学専攻博士課程単位取得満期退学後、子どもの虹情報研修センター研究員、児童養護施設心理士などを経て、筑波大学人間系助教。専門は臨床心理学、家族心理学、児童虐待が生じた家族と子どもへの心理的支援。博士(心理学)。公認心理師、臨床心理士、家族心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろか

12
原田先生らしく、エビデンス、エビデンス。 児相の問題もあるけど、犯罪者へに処遇も同じであるが、社会の側があまりにも感情的すぎるというか、多様な意見がないので、現場ばかりが苦しく思ってしまう。2020/10/24

marcy

3
想定読者は児童虐待と接点がある人々ーー児相はじめ自治体職員や学校教員、民生委員・児童委員ーーとみられる。読むにつれ、現状の虐待対応が「被虐待児の利益優先」になっていないことに対する執筆陣の強い問題意識と懸念が伝わってきた。児童養護施設も児相も経験年数の少ない職員がかなりの割合を占めるため、十分な知見に基づく専門的な対応が期待しづらい現状がある。しつけ名目含め子供へのあらゆる暴力は容認されないという強い社会的コンセンサスと、育児に悩む大人たちを徹底的にサポートすることしか、子供の被害は減らさないのでは。2022/04/05

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