文豪の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 13X16cm
  • 商品コード 9784837304340
  • NDC分類 902.8
  • Cコード C3071

内容説明

本書は、ニューヨークの人気風刺漫画家、エドワード・ソレルが、その才気溢れる独特のスタイルで、10人の著名な作家たちの奇想天外で波瀾に満ちた生涯を綴ったものである。我々が天才と仰ぐ文豪たちの狂気に満ちた素顔が、エドワード・ソレルの巧妙で鮮やかな描写によって、いまここに暴かれる。

目次

ソレル画伯へのオマージュ
レフ・トルストイ
アイン・ランド
マルセル・プルースト
W.B.イェィツ
リリアン・ヘルマ
カール・グスタフ・ユング
ジャン=ポール・サルトル
ジョージ・エリオット
ベルトルト・ブレヒト
ノーマン・メイラー

著者等紹介

ソレル,エドワード[ソレル,エドワード][Sorel,Edward]
世界的な人気を誇る米国の風刺漫画家。雑誌『New Yorker』、『Atlantic Monthly』、『Vanity Fair』等の常連作家である。その作品はヨーロッパや米国の画廊・美術館にも展示され、1998年、ワシントンD.C.のナショナル・ポートレート・ギャラリーにて個展を開催。2001年には、ニューヨークのアート・ディレクターズ・クラブに殿堂入りを果たす。ブロンクスに生まれ、現在は夫人で作家であるナンシー・コールドウェル・ソレルとニューヨークのハーレム地区で暮らしている

藤岡啓介[フジオカケイスケ]
早稲田大学でロシア文学を専攻。編集者で翻訳家、辞書編纂者。現在は新人翻訳者登竜門の『WEBマガジン出版翻訳』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおさわ

13
さすが文豪たる表現者たち。 これくらい極端なところがないと人の心をうてないかなw 悪意か嘲笑か悪辣なペンタッチで描かれた文豪の姿は楽しめました。ソ連を理想の国家と信じた当時のインテリ層だった人とか スターリンやソ連の実態を知ったときはどう思ったのか。現代から歴史を見る視点での愚かしさにもあふれ、生々しくもおかしい人間像が見えます。 作家の美点をあげるより、下世話だったり通俗的なお話のほうが興味を引くもの。名前しか知らない作品名しか聞いたことのない文豪たちに親近感と興味を抱かせる本です。 悪い意味でw2016/02/25

へへろ~本舗

4
なんともシニカルであけすけ。2015/05/24

まっさん

0
才能ある人も結局人。色々ある。人を見るんじゃなくて、事柄単位で見るべき。2019/02/12

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