内容説明
「なぜ人間関係と感情を育むのは難しいのか?」「クライエント中心主義は誤解されている?」「愛着体験は依存だろうか?」「感情を恐れているのは一体誰なのか?」―カウンセラーなら一度は抱く疑問にお答えします!感情理論、アタッチメント理論、トランスフォーマンス理論をベースとするAEDP(Accelerated Experiential Dynamic Psychotherapy:加速化体験力動療法)、なかでもクライエントの感情やカウンセラーとの関係の「トラッキング」を、事例を交えてわかりやすく解説。変わろうとするクライエントをやさしく支える、一歩先へ進むためのカウンセリングガイド!
目次
序章 AEDPとはどのようなアプローチか?
第1章 アタッチメント理論―人から受けた傷は人とのふれあいで癒される
第2章 感情理論―こころと気持ちのバランス
第3章 トランスフォーマンスとポジティブ体験―成長し変わっていく力の根源
第4章 繊細なトラッキングで相手の状態をしっかり捉える
第5章 安心安全の介入―感情と関係性を深める
第6章 探索の介入―感情と関係性をさらに深め変容を促進する
第7章 変容という現象
第8章 4つのステイトのケーススタディ―理論と技法の総復習
著者等紹介
花川ゆう子[ハナカワユウコ]
ニューヨーク大学修士号、アデルファイ大学臨床心理博士課程卒業。米国臨床心理学博士、ニューヨーク州認定サイコロジスト。マンハッタンにあるセントルークス・ルーズベルト病院の外来クリニックでスタッフや訓練生のトレーニングや患者の治療にあたり、2014年まで勤務。現在、マンハッタンにて個人開業。日本人で初めて米国AEDP研究所のシニア・ファカルティ(教員)として認定される。AEDPを日本にも広めるため、AEDP JAPANを設立(現ディレクター)。アメリカ、日本、イギリス、カナダにてグローバルにAEDPのトレーニングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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