語りの底に―臨床文化精神医学

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語りの底に―臨床文化精神医学

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  • サイズ 46判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772417136
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

内容説明

「精神と文化は不即不離の関係にある。文化は精神の表現であるとともに、精神は文化に強く規定されている」―医療人類学者アーサー・クラインマン、精神医学者ハリー・S・サリヴァン、哲学者マルティン・ハイデガー、精神科医中井久夫、数学者岡潔との対話、生きた精神科臨床の経験と考察を通して、心的外傷、レジリアンス、憑依、非定型精神病、治療文化論、地域文化精神医学、診断体系論を根源から問い直す。日々繰り広げられる臨床と考察が織り成す、人間精神の深層に迫る臨床文化精神医学論考。

目次

第1部 序論(クラインマン『ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学』を読む)
第2部 サリヴァン精神医学論(鵺的症候のサリヴァン精神医学的考察;社会体の歪みと心的外傷―対話的民族誌とサリヴァンの発生学的精神医学による把握 ほか)
第3部 治療文化論(治療文化論再考―個人症候群をめぐって;個人症候群再考―ヤップ文化精神医学への回帰 ほか)
第4部 臨床言語論(憑依の背後にあるもの;語りの地層 ほか)
第5部 結論(岡潔のこと)

著者等紹介

大月康義[オオツキヤスヨシ]
1952年北海道旭川市生まれ。北海道大学理学部数学科、札幌医科大学卒業。北見赤十字病院。現在、大月クリニック院長

江口重幸[エグチシゲユキ]
1951年東京都北区生まれ。現在、東京武蔵野病院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。