内容説明
おとなになるまで診断もアセスメントもされなかった自閉スペクトラム症の人たちは、何を知る必要があるのか?そしてどのようなサポートを必要としているのか?自閉スペクトラム症のアセスメントや診断プロセスの解説、自分の特性との上手な付き合い方、ケースレポート、当事者の声から学ぶ、あなたと家族の知りたい気持ちにしっかり応える基本書。
目次
第1章 思春期以降の自閉スペクトラム症を理解する(「普通」であることと「幸せ」になること;わたしたちのなかにある自閉特性 ほか)
第2章 自閉スペクトラム症と自閉特性を理解する(自閉特性が問題となるとき;自閉特性を理解する ほか)
第3章 事例でまなぶ年齢別ガイド1―中学・高校・大学編(事例1 不登校をきっかけに受診して診断を受けた一四歳のAさん;事例2 恋愛へのあこがれからネットトラブルに発展してしまった一六歳のBさん ほか)
第4章 事例でまなぶ年齢別ガイド2―成人編(事例1 三〇歳で自閉スペクトラム症と診断された引きこもり状態のEさん;事例2 人と関わることができず社交不安症と診断された二四歳のFさん ほか)
第5章 当事者の声―自閉スペクトラム症とどう付き合い、どのように回復していくか(Kさん(三〇代女性)
Mさん(二〇代男性))
著者等紹介
大島郁葉[オオシマフミヨ]
臨床心理士、医学博士。千葉大学子どものこころの発達教育研究センター/大阪大学大学院連合小児発達学研究科講師
鈴木香苗[スズキカナエ]
臨床心理士、小児発達学博士、日本学術振興会特別研究員RPD、浜松医科大学児童青年期精神医学講座(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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