精神分析における生と死

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  • サイズ A5判/ページ数 275p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772416665
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

「ジャック・ラカンの『エクリ』刊行の四年後に出版された本書は、ラカンとは別の「フロイトへの回帰」を提唱したジャン・ラプランシュの始まりの書物である」(訳者解題より)
ジャック・ラカンが「言語」や「他者」といった概念でフロイトを超越論的に読み替えたのに呼応して、フランス精神分析の泰斗ジャン・ラプランシュは、「生命」や「動き」という生命活動の観点からフロイトを内在的に解読する。フロイトのテクストを精読しながら、セクシュアリティ、自我、死の欲動へのそれらを統べる生命原理へと遡行する、ジャック・ラカンが成し得なかった、もうひとつのフロイト回帰を果たす。ラプランシュのフロイト読解を継承しつつ読者が自らの理論を構築していくための、ラプランシュの最も可能性を秘めた主著。

ジャン・ラプランシュ[ジャンラプランシュ]
著・文・その他

十川幸司[トガワコウジ]
翻訳

堀川聡司[ホリカワサトシ]
翻訳

佐藤朋子[サトウトモコ]
翻訳

内容説明

フランス精神分析界の泰斗ジャン・ラプランシュによるもう一つの「フロイトへの回帰」―フロイトの内在的読解によって、セクシュアリティ、自我、死の欲動を統べる生命原理へと遡行し、「ラカンの発見」とは別の、精神分析に潜在する可能性を探求する。

目次

序論
第1章 生命活動の次元と人間のセクシュアリティの発生
第2章 心的葛藤におけるセクシュアリティと生命活動の次元
第3章 自我と生命活動の次元
第4章 自我とナルシシズム
第5章 攻撃性とサド・マゾヒズム
第6章 なぜ死の欲動なのか
結論

著者等紹介

ラプランシュ,ジャン[ラプランシュ,ジャン] [Laplanche,Jean]
1924年パリ生まれ。高等師範学校で哲学を学ぶ。『ヘルダーリンと父の問題』(1959)で医学博士号取得。ジャック・ラカンの精神分析を受け精神分析家になるが、後に決別。ジャン=ベルトラン・ポンタリスとの共著『精神分析用語辞典』(1967)は、現在17以上の言語に翻訳されている。1969‐71年フランス精神分析協会(APF)会長。フロイト全集のフランス語訳の監修を務める。2012年、肺線維症によりボーヌにて逝去

十川幸司[トガワコウジ]
1959年香川県生まれ。山口大学医学部卒業。自治医科大学精神科、プレモントレ精神科病院(フランス北西部)勤務後、パリ第八大学(DEA)、EHESS(高等社会学院)で精神分析、哲学を専攻。現在、個人開業(十川精神分析オフィス)

堀川聡司[ホリカワサトシ]
1987年京都府生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。現在、目白大学心理カウンセリングセンター助教。専門は精神分析、臨床心理学

佐藤朋子[サトウトモコ]
1976年神奈川県生まれ。パリ第七大学大学院精神分析・基礎精神病理学科博士課程修了。現在、金沢大学国際基幹教育院准教授。専門は精神分析史、現代フランス思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

34

7
再読して気づいたのだけれどエディプス・コンプレックスについてはほとんど何も述べていない。ラプランシュの考えとフロイトの読み方は非常にクリアなので、彼がラカンの「象徴界」と結局どう対決したのかということも気になる。2020/10/11

べっか

2
セクシャリティ、自我、ナルシシズム、サド・マゾヒズム、死の欲動、とフロイトの生から死へいたる概念を読解していく。ラプランシュの読解は非常に明晰である。が、フロイトの思考と概念の変遷が複雑なため理解へは時間を要する。良い本です。2020/01/01

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