ステップファミリーのきほんをまなぶ―離婚・再婚と子どもたち

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ステップファミリーのきほんをまなぶ―離婚・再婚と子どもたち

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  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772416511
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3011

出版社内容情報

ステップファミリーの基本知識をQ&Aやマンガを使って学び、実親・継親・子どもたちすべてが幸せになるような人生へと導く一冊。

SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン)[エスエージェーステップファミリーアソシエーションオブジャパン]
編集

緒倉 珠巳[オクラ タマミ]
著・文・その他

野沢 慎司[ノザワ シンジ]
著・文・その他

菊地 真理[キクチ マリ]
著・文・その他

内容説明

「ふつう」の家族になる必要はない。「ステップファミリー」としての生き方!実親・継親・子どもたちすべてが幸せになるために♪

目次

第1部 ステップファミリーとは?(ステップファミリー入門;ステップファミリークイズに挑戦!)
第2部 ステップファミリーのきほんをまなぶ(ステップファミリーの何が難しいのか;家族関係の拡がり ほか)
第3部 関係を築くためにつかえるスキル(良好な関係を築くヒント;体罰はしつけではない ほか)
第4部 マンガと事例からわかりやすくまなぶ(マンガで学ぶステップファミリーの関係づくり;ケーススタディ―先行く事例からのヒント)第5部 日本のステップファミリー研究からみえてくること(日本の離婚・再婚と親子関係;ステップファミリーの家族関係についての二つの考え方 ほか)

著者等紹介

野沢慎司[ノザワシンジ]
明治学院大学・社会学部教授。専門は家族社会学・社会的ネットワーク論。SAJアドバイザリー・ボードメンバー。2001年の設立当初よりSAJと連携して、ステップファミリーの共同研究や国際会議の開催を行ってきた

緒倉珠巳[オグラタマミ]
SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン)代表。2001年のSAJ設立時からメンバーとして活動をスタート。2002年よりステップファミリーの親・継親当事者のための自助グループ活動のファシリテーターなどを務める。2005年から副代表、2010年から現職。研究者などと協働し、ステップファミリー教育プログラムの開発、セミナーの開催、家族支援機関における研修講師、ファシリテーターの養成、自助グループの運営等を行っている

菊地真理[キクチマリ]
大阪産業大学・経済学部准教授。専門は家族社会学、家族関係学。ステップファミリーの調査研究と並行して、2001年よりSAJのボランティアスタッフ、2004年からは運営委員として当事者支援活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kitten

9
図書館本。色々な家族の形がある。親の再婚相手のことを「お父さん」「お母さん」と呼ばせる必要はない、とのこと。血のつながってない継親に、実親のかわりをさせようというのが、そもそも間違い。日本では、共同親権の考え方がないので、再婚によってどうしても実の親がスポイルされてしまうのが問題だ。ステップファミリーにはいろんな形があり、それぞれいい家族を目指すことができる。2020/01/29

ポレ

8
ステップファミリー=子連れ再婚。新婚同士の家庭を規範としてステップファミリー家庭を構築すると、継親子間にひずみや軋轢が生じうまくいかない。実親子の関係を模倣するのではなく、なんでも話せる大人のような独自の関係性を築くことが、ステップファミリーを円満に導く。2019/01/25

木麻黄

5
一説によりますと、日本の婚姻件数割合の4分の1は再婚家庭であり、もはやマイナーとは言えない勢力になりつつあります。その一方で、再婚夫婦の離婚率は初婚夫婦よりも高いので、より困難な課題を抱えての再出発であることはもっと認識されていいでしょう。支援者にとっても、目からうろこの研究知見や当事者実態が丁寧に記載されていることから、弁護士、家裁調査官、心理士等の専門家にとっては必読書です。漫画による事例紹介もあるので、専門家でない当事者にはとてもわかりやすい構成になっているのも、好感が持てました。2019/12/13

いとう

3
「ふつう」にとらわれない家族作りが重要。継親も実親も、継子も実子もそれぞれ「ふつう」に捉われてしまう。だけでなく、私たち世間も「継母ってよばないほうがいい」と、家族に「ふつう」を求めてしまう。 家族は血縁や戸籍によって生じるものではなく、『ユニークでチャレンジングな家族作り』(p175)によって更新されていくもの。 memo 53ステップファミリー内のインサイダーとアウトサイダー 55カップル間の対立構造 61共同養育と並行養育 162代替・スクラッブ&ビルド型と継続・連鎖拡張型2021/11/20

読書家はる

2
こういう本がもっと増えてほしい、というのが率直な感想。まだまだ日本ではステップファミリーに関する情報が少なく、大変勉強になった一冊。それぞれの立場から事例を検討し、抱えやすい葛藤を描いてくれているので分かりやすい。2022/01/30

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