出版社内容情報
ベックの認知行動療法とエリスの論理情動療法を発展させた,「うつ」や「ストレス」に効くセルフコントロールツール。アーロン・ベックの認知行動療法とアルバート・エリスの論理情動療法を発展させたセルフカウンセリング「合理生活療法(Rational Living Therapy : RLT)」入門ガイド。
認知行動療法の発展形である合理生活療法は,かたよった思考が招く「うつ」や「ストレス」などメンタル不調の修正方法をわかりやすく提供するとともに,思考の修正だけでなくバランスのとれた食生活やスポーツなどを含む総合的なアプローチを目指していく。合理生活療法がターゲットとする「ゆがんだ認知」の26分類,思考チェック法「3つの合理的質問」,知識を定着させる「感情の再教育」など,つまずきやすいポイントに具体的な回答を用意して,当事者がひとりでも思考修正ができるように工夫されている。
他の認知行動療法アプローチとの相性もいい「合理生活療法」は,心理療法の技法を越えた「生活の知恵」である。「うつ」や「ストレス」の再発予防に効く万能セルフコントロールツール!
第1章 「あっという間にすっきり!」をめざしましょう
第2章 セラピーを妨げるもの
第3章 グッド・ニュース――感情のABC
第4章 考え方と根本信念
第5章 あなたが抱えている問題について
第6章 3つの合理的質問
第7章 よくある「思考ミス」――「常識だと考えられていることが,実はナンセンスだったりする」
第8章 合理的行動計画表(RAP)――「学んだことをまとめてみよう」
第9章 練習の重要性
第10章 合理的ヒプノセラピー(催眠療法)
第11章 その他のテクニック
第12章 おわりに
アルド・R・プッチ[アルドプッチ]
森重さとり[モリシゲサトリ]
NACBT認定合理生活療法士/米国認定音楽療法士
石垣琢麿[イシガキタクマ]
東京大学大学院総合文化研究科教授
内容説明
「うつ」「ストレス」予防に効く万能セルフケアツール!「ゆがんだ認知の26分類」「思考チェックのための3つの合理的質問」など臨床研究から編み出されたツールを使って問題解決ワークに取り組もう!うつやストレスからの回復術や、バランスの取れた食生活やスポーツを取り入れた生活術をわかりやすい言葉で丁寧に解説する。アーロン・ベックの認知行動療法とアルバート・エリスの論理情動療法を発展させた、健康で幸福な毎日を送るためのセルフケア入門ガイド。
目次
「あっという間にすっきり!」をめざしましょう
セラピーを妨げるもの
グッド・ニュース―感情のABC
考え方と根本信念
あなたが抱えている問題について
3つの合理的質問
よくある「思考ミス」―「常識だと考えられていることが、実はナンセンスだったりする」
合理的行動計画表(RAP)―「学んだことをまとめてみよう」
練習の重要性
合理的ヒプノセラピー(催眠療法)
その他のテクニック
著者等紹介
プッチ,アルド・R.[プッチ,アルドR.] [Pucci,Aldo R.]
1995年に創立した全米認知行動療法士会(The National Association of Cognitive‐Behavioral Therapists)の代表。「合理生活療法」と呼ばれる技法を開発。合理生活療法研究所の所長でもある。フランシスコ大学大学院カウンセリング専攻科の非常勤教員も務めた。米国内の多くのメンタルヘルスの専門家に認知行動療法と合理生活療法を教えている。NACBTから認知行動療法のディプロマを与えられていると同時に、プロフェッショナル・カウンセラー資格、認定臨床ヒプノセラピスト、認定医療ヒプノセラピストでもある
森重さとり[モリシゲサトリ]
米国コロラド州立大学大学院卒業。カリフォルニア州立ランタマン発達障害センターにてインターン終了。インターン中に全米認知行動療法士会(NACBT)にてトレーニングを開始、認定合理生活療法士(CRLT)を米国認定音楽療法士の資格とともに取得。現在、ペンシルベニア州のベック・インスティテュートにてトレーニング中。横浜と東京の精神科/心療内科において復職支援のための認知行動療法を実践している。2005~06年度ロータリー財団国際親善奨学生
石垣琢麿[イシガキタクマ]
1987年、東京大学文学部心理学科卒業。1993年、浜松医科大学医学部卒業。1999年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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