出版社内容情報
エリクソン催眠を解説したビル・オハンロンの古典的名著の新装版,満を持しての緊急刊行!
20世紀最大の心理療法家ミルトン・エリクソン――催眠療法とともにその名を知られるエリクソンだが,古典的催眠のイメージを払拭する彼の新しい催眠療法はこれまで十分に解析・解説されずにいた。エリクソンから直接指導を受けた数少ない心理療法家ビル・オハンロンによる解決志向催眠療法ワークショップを採録した本書は,クライエントとの治療的コミュニケーションの方法,クライエントの可能性を誘い出し強調する技法を,実技や事例を通して解説し,エリクソン催眠の革新性を実証的に明らかにしていく。かつて特別な才能に恵まれた者だけに許される「名人芸」とされてきたミルトン・エリクソンの治療技法は,オハンロンのステップ・バイ・ステップの解説を経て,すべての心理臨床家の手に届く解決志向催眠療法として生まれ変わる。クライエントを尊重し,変化への可能性を開き,解決を導く体験を喚起する解決志向催眠療法は,心理療法や学派の別を問わず,すべての心理療法に共通するエッセンスの結晶である。
オハンロンのワークショップに参加しているような臨場感のなか,心理療法の技法をブラッシュアップして,クライエントのニーズに応える臨床実践のスキルを身につけるための「催眠臨床エッセンシャルガイド」。
【著者紹介】
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内容説明
20世紀最大の心理療法家ミルトン・エリクソンから直接指導を受けた数少ない心理療法家オハンロンによる解決志向催眠療法ワークショップを採録。クライエントを尊重し、変化への可能性を開き、解決を導く体験を喚起する解決志向催眠療法の技法をブラッシュアップして、クライエントのニーズに応える臨床実践のスキルを身につけるための「催眠臨床エッセンシャルガイド」。
目次
第1章 解決志向催眠の原則
第2章 催眠誘導の実際
第3章 トランス現象
第4章 なぜトランスを使うのか
第5章 問題のクラス・解決のクラス
第6章 性的虐待の後遺症の治療
第7章 痛みと身体の問題の治療
第8章 私はただの催眠家です
著者等紹介
宮田敬一[ミヤタケイイチ]
石川県に生まれる。1973年金沢大学教育学部卒業。1977年九州大学大学院博士課程中退。2005年大阪大学大学院人間科学研究科教授、臨床心理士。2011年逝去
津川秀夫[ツガワヒデオ]
東京都に生まれる。1992年青山学院大学文学部卒業。2000年慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。現在、吉備国際大学心理学部教授、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たらこ
ひろか
世界はきっと輝いてみえる
kuu
さとし