出版社内容情報
双極性障害の当事者ルース・ホワイトとメンタルヘルスの専門家ジョン・プレストンによる、当事者だけでなく家族・パートナー・友人などにとっても役に立つ,双極性障害をよく知りよくサポートするための最良の入門書。
躁体験+うつ体験を振り返るためのワーク「Action Step」や、自分の症状をチェックするためのチャートがふんだんに盛り込まれた全9章は、日々課題をクリアしながら双極性障害に対処できる実践ガイドになっている――気分の波に飲まれやすい双極性障害という体験を医学研究ベースで紹介した「第1章 双極性障害を理解する」。未だよく知られていない治療法を概説した「第2章 治療を受ける」。継続的な服薬の工夫や薬の副作用を紹介した「第3章 薬を飲む」。双極性障害の「引き金」となる物質・環境・習慣・出来事を紹介した「第4章 症状の引き金を見つけ気分を追跡する」。ストレスと気分との関係を探る方法とそこから解放されるための工夫を教えてくれる「第5章 ストレスを最小限に抑える」。よい睡眠習慣のコツを伝授した「第6章 たっぷり睡眠をとる」。運動と気分との関係や運動を習慣化するヒントをまとめた「第7章 運動を習慣にする」。理想的な食生活を紹介した「第8章 適切な栄養とサプリメント」。そして家族や友人や仕事仲間から必要なサポートを受けるための方法をまとめた「第9章 サポートシステムを築く」。
気分の波に左右されない生活リズムや当事者の持てる力を発揮していくためのヒントが詰まった、コンパクトな双極性障害セルフヘルプガイド!
【著者紹介】
大阪大学大学院人間科学研究科准教授
内容説明
躁体験+うつ体験を振り返るワーク「Action Step」や「症状チェックシート」が盛り込まれた全9章は、双極性障害の医学研究、服薬の作用/薬の副作用、双極性障害のトリガーの特定、気分の波から解放される方法、ここちよい睡眠・運動・食生活の習慣化、家族・友人・仲間のサポートシステムまで、双極性障害に立ち向かうための情報が満載。気分の波に左右されない生活リズムや当事者の力を発揮していくヒントが詰まった、当事者にも家族・パートナー・友人にも役に立つ双極性障害セルフヘルプガイド!
目次
第1章 双極性障害を理解する
第2章 治療を受ける
第3章 薬を飲む
第4章 症状の引き金を見つけ気分を追跡する
第5章 ストレスを最小限に抑える
第6章 たっぷり睡眠をとる
第7章 運動を習慣にする
第8章 適切な栄養とサプリメント
第9章 サポートシステムを築く
著者等紹介
佐々木淳[ササキジュン]
2000年、京都大学文学部心理学専修卒業。2005年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、McGill大学精神科Social and Transcultural Psychiatry講座客員研究員などを経て、大阪大学大学院人間科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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