性依存症の治療―暴走する性・彷徨う愛

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性依存症の治療―暴走する性・彷徨う愛

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772413770
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

出版社内容情報

日本でも、近年注目されつつある性的嗜好行動への治療的アプローチとして、海外からの知見も踏まえ、日本の現状をさまざまな角度から考察し、新たな治療法を示唆する。

性はこころの問題であり、人格の問題であり、このことについては、古今東西、非常に幅広く論じられてきた。だが、そのとらえ方には、文化・歴史によって大きな違いがある。「性依存症」はまだ日本では認知度も低く、治療も限られた専門機関でしか扱われていない。
近年、徐々に注目されつつある性的嗜好行動への治療的アプローチとして、海外の知見も踏まえ、さまざまな立場から、第一人者の先生方に日本の現状を論じていただいた。
「性依存症」の理解を深め、新たな治療の方向性を示唆する1冊となるだろう。

はじめに……榎本 稔
性の歴史……榎本 稔
性依存症の精神病理……榎本 稔
諸外国の性犯罪治療……原田 隆之
国内での性犯罪者対策……藤岡 淳子
性依存症と薬物療法……深間内 文彦
子どもの性加害と被害……阿部 惠一郎
性犯罪加害者家族支援……斉藤 章佳
医療機関での性依存症の治療……斉藤 章佳
性犯罪と裁判員裁判1……平山 真理
性犯罪と裁判員裁判2……小橋 るり
性犯罪と裁判員裁判3……斉藤 章佳
性依存症と性の発達……安田 美弥子
インターネット(SNS)と性依存症……斉藤 章佳
性依存症当事者の体験談……当事者
性犯罪被害者支援1……淺野 敬子
性犯罪被害者支援2……大澤 寿道
性犯罪被害者支援3……座談会
おわりに……榎本 稔

内容説明

「性依存症」の理解を深め、新たな治療の方向性を示唆する1冊となるだろう。近年、徐々に注目されつつある性的嗜好行動への治療的アプローチとして、海外の知見も踏まえ、さまざまな立場から、第一人者たちが日本の現状を論じている。

目次

性の歴史
性依存症の精神病理
性犯罪治療の国際的動向
日本における性犯罪再犯防止プログラムの現状と課題
性依存症の薬物療法
子どもの性加害と被害
性依存症と家族―性犯罪加害者家族支援
医療機関での性犯罪および性依存症の治療
性犯罪と裁判員裁判―「市民感覚」が性犯罪問題をめぐる議論で果たす役割
性犯罪事件における情状弁護―加害者の反省悔悟について
性犯罪(裁判員)裁判における司法サポートプログラムの果たす役割
性依存症と性の発達
インターネット(SNS)における性犯罪および性依存症
SAGミーティング
性暴力被害者の支援と治療
性暴力被害者支援(弁護士の立場から)
女性スタッフ座談会

著者等紹介

榎本稔[エノモトミノル]
1935(昭和10)年東京都生まれ。1957(昭和32)年東京大学教養学部理科二類修了。1961(昭和36)年東京医科歯科大学医学部卒業。1969(昭和44)年成増厚生病院副院長。1975(昭和50)年山梨大学保健管理センター助教授。1988(昭和63)年東京工業大学保健管理センター助教授。1992(平成4)年榎本クリニック設立、院長。1997(平成9)年医療法人社団榎会・榎本クリニック理事長。医学博士(社会精神医学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くさてる

12
最初の文化論のところがなんだか牽強付会に思えて戸惑いましたが、79歳の著者が書いていると知ってなんとなく納得。それ以外の部分は、裁判での取り扱いや法律的なこと、被害加害児童についてなど広い関係分野をくまなく押さえている感じがします。が、やはり、性依存の犯罪的な部分(痴漢、盗撮など)の加害者像は重い。かれらの自意識には被害者のことがまったく存在していないし、罪悪感も反省も、捕まったことにしか向けられていない…。最後の女性スタッフによる座談会が素直な感情がよく出ていて興味深かったです。2014/10/25

弥太郎岩崎。

1
「極端にやめられない」事を持っている偶然が「性」に纏わるトラブルメイカーであることだった場合、現状では逮捕や被起訴によって、他に向き合うキッカケもほぼ無いという。被害者の救済も難しい。犯罪の潜在的な原因となりうる性依存に、社会がもっと疾患として向き合うべきな事を提言するような内容が纏まる。平日の昼間に事務的な適宜なコミュニケーションをしているありふれたフツーのソツない感じの人がこの問題をじつは抱えていることってザラザラ有るもんなのかもなぁと考えいった。「先行く仲間」や「つながれる場所」が近い所はやっぱり遠2015/11/22

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