こころの性愛状態

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772412780
  • NDC分類 141.74
  • Cコード C3011

出版社内容情報

クラインとビオンを中継しながらフロイトの「性欲論三篇」を深化させ、人間の本質としての「性愛」に迫ったドナルド・メルツァー第二主著。

「個人的には私は、本書『こころの性愛状態』がメルツァーの代表作と考えています。少なくとも私がもっとも好む彼の著作です。私に言わせれば、精神分析の源流に直結する著作なのです。フロイトがその晩年においても自身の代表作のひとつと公言した「性欲論三篇」を、クライン、ビオンの業績に立脚しながらみごとに深化させた、精神分析の臨床体系に不可欠な著作と私は位置づけています」(松木邦裕「監訳者まえがき」より)

フロイトのエロス論を継承する精神分析的性愛論。クラインとビオンを中継しながらフロイトの「性欲論三篇」を深化させ、人間の本質としての「性愛(sexuality)」に迫った、『精神分析過程』に次ぐドナルド・メルツァー第二主著。フロイトの名とともに精神分析創成期に懐胎された性欲動論・リビドー論を再解釈し、人間の発達過程における精神-性愛の強度を思考する、クライン派精神分析の極北。

第1部 歴史
 セクションA 精神-性発達の理論
  第1章 精神分析の方法と理論
  第2章 幼少期の性愛とエディプス・コンプレックス
  第3章 発達の時期と組織化の系列
  第4章 「苦痛-と-怖れ」から「愛-と-苦痛」へ
 セクションB 性の精神病理に関するフロイトの理論
  第5章 ナルシシズムの臨床的現象学
  第6章 倒錯への臨床的アプローチ
第2部 性理論の構造的改訂
 セクションA 精神-性発達
  第7章 青年期の同一化と社会化
  第8章 青年期からの浮上
  第9章 成人の性愛での多形傾向の取り入れ基盤
  第10章 超-自我-理想の起源
 セクションB

内容説明

クラインとビオンを中継しながらフロイトの「性欲論三篇」を深化させ、人間の本質としての「性愛(sexuality)」に迫った、『精神分析過程』に次ぐドナルド・メルツァー第二主著。フロイトの名とともに精神分析創成期に懐胎された性欲動論・リビドー論を再解釈し、人間の発達過程における精神‐性愛の強度を思考する、クライン派精神分析の極北。

目次

第1部 歴史(精神‐性発達の理論;性の精神病理に関するフロイトの理論)
第2部 性理論の構造的改訂(精神‐性発達;性の臨床的精神病理)
第3部 理論の応用(暴政;世代間の「永久革命」;構造的精神‐性理論の教育への影響;未生児についての心的現実;ポルノグラフィの制作術)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀬川

2
p125 パーソナリティーの発達は、男女のペアの状態で青年期を越えて進むか、全く進まないかのどちらかになりがち。それは大洪水から逃れるためにペアたちがノアの箱舟に乗り込んだのと似ている。潜伏期の構造を打ち破る、同じ性愛の潮流はまた、思春期や青年期の対象への渇望を刺激するので、10代後半〜20代前半にかけての時期はつがいになろうとする欲求が切迫する。30代になったが、船に乗り遅れて対象への渇望も失ってしまい、卑屈などの負の動機に頼らなければならならなくなる人も多い。2015/11/01

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