内容説明
S.フロイト、M.クライン、W.ビオン、S.フークス、C.ロジャーズを思想的背景とする、統合失調症、パーソナリティ障害、双極性障害、慢性うつ病患者への集団精神療法の長き苦闘の実践録。編者・高橋哲郎の喜寿を記念する論文集。
目次
1 理論編(対象関係集団精神療法―Bionの基底的想定グループ概念;対象関係集団精神療法における「妄想―分裂ポジション」と「抑うつポジション」について;Foulkesの集団分析と精神科慢性疾患の集団精神療法;若い臨床家のためのガイド「統合失調症患者への力動的集団精神療法」)
2 実践編(統合失調症に対する力動的精神療法とその有効性;アメリカ精神科病院での臨床事例;精神科病院での長期グループの事例;統合失調症患者対象の集団精神療法における喪失と希望の持つ意味;集団精神療法における転移と行動化、ワークスルー―躁的防衛としての「たまり場」から「オアシス」へ)
著者等紹介
高橋哲郎[タカハシテツロウ]
精神分析セミナリー院長。1960年東京大学医学部医学科卒業、1970年アメリカ移住後メニンガー・クリニック病棟医長、1996年健育研究所勤務を経て、現職
野島一彦[ノジマカズヒコ]
九州大学大学院人間環境学研究院教授。九州大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程単位取得後退学、博士(教育心理学)(1998年12月・九州大学)、九州大学大学院人間環境学研究科附属発達臨床心理センター教授を経て、2001年より現職
権成鉉[ゴンセイゲン]
医療法人ミネルヴァクリニックソフィア院長。川崎医科大学精神科助教授、川崎医科大学付属病院医長を経て、2000年より現職。国際精神分析学会認定精神分析医
太田裕一[オオタユウイチ]
静岡大学保健管理センター准教授、学生相談室カウンセラー。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻修士課程修了後、2003年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ksk
ポカホンタス
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