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内容説明
本書は、セルフヘルプ・グループとサポート・グループの運営上のノウハウがつまったガイドブック。「セルフヘルプ・グループをやってみたい」という初心者の方から、セルフヘルプ・グループとサポート・グループを臨床技法として活用したい援助職の方まで、幅広く使える。著者はセルフヘルプ・グループとサポート・グループを専門として活躍してきた臨床心理士であり、20年以上にわたるグループの経験から、グループをマネジメントする手法をわかりやすく説明している。始める前の下準備から、実際のグループ場面での主催者の心構え、やりとりのコツ、グループの参加者の増やし方、といった具体的な場面を詳述し、またあまり触れられることのなかった終わり方(解散)までが書かれ、グループが直面するあらゆる事態に対処できる。本書の内容と連動して、それぞれの段階や問題点ごとの「チェックリスト」を収録。リストに書き込みながら本書の懇切な解説や注意を読んでいけば、自分の作りたいグループが具体化していくだろう。
目次
第1部 セルフヘルプ・グループとサポート・グループ(「セルフヘルプ・グループ」「サポート・グループ」とは何か?;グループでは何が起こるのか? ほか)
第2部 セルフヘルプ・グループの始め方・続け方・終わり方(コアスタッフ;準備会を始める ほか)
第3部 サポート・グループの始め方・続け方・終わり方(スタッフ(ファシリテーター)
準備会を始める ほか)
付録 チェックリスト/資料1/資料2(チェックリスト セルフヘルプ・グループの始め方・続け方・終わり方;チェックリスト サポート・グループの始め方・続け方・終わり方 ほか)
著者等紹介
高松里[タカマツサトシ]
九州大学留学生センター准教授(カウンセラー・臨床心理士)。1957年生まれ。北海道大学教育学部卒業。九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。大学・大学院時代はエンカウンター・グループ、地域での継続グループに参加し、自らもグループをつくる。その後、性暴力・犯罪被害者支援活動に参加し、セルフヘルプ・グループやサポート・グループに参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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