セルフヘルプ・グループとサポート・グループ実施ガイド―始め方・続け方・終わり方 (新装版)

セルフヘルプ・グループとサポート・グループ実施ガイド―始め方・続け方・終わり方 (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772411073
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、セルフヘルプ・グループとサポート・グループの運営上のノウハウがつまったガイドブック。「セルフヘルプ・グループをやってみたい」という初心者の方から、セルフヘルプ・グループとサポート・グループを臨床技法として活用したい援助職の方まで、幅広く使える。著者はセルフヘルプ・グループとサポート・グループを専門として活躍してきた臨床心理士であり、20年以上にわたるグループの経験から、グループをマネジメントする手法をわかりやすく説明している。始める前の下準備から、実際のグループ場面での主催者の心構え、やりとりのコツ、グループの参加者の増やし方、といった具体的な場面を詳述し、またあまり触れられることのなかった終わり方(解散)までが書かれ、グループが直面するあらゆる事態に対処できる。本書の内容と連動して、それぞれの段階や問題点ごとの「チェックリスト」を収録。リストに書き込みながら本書の懇切な解説や注意を読んでいけば、自分の作りたいグループが具体化していくだろう。

目次

第1部 セルフヘルプ・グループとサポート・グループ(「セルフヘルプ・グループ」「サポート・グループ」とは何か?;グループでは何が起こるのか? ほか)
第2部 セルフヘルプ・グループの始め方・続け方・終わり方(コアスタッフ;準備会を始める ほか)
第3部 サポート・グループの始め方・続け方・終わり方(スタッフ(ファシリテーター)
準備会を始める ほか)
付録 チェックリスト/資料1/資料2(チェックリスト セルフヘルプ・グループの始め方・続け方・終わり方;チェックリスト サポート・グループの始め方・続け方・終わり方 ほか)

著者等紹介

高松里[タカマツサトシ]
九州大学留学生センター准教授(カウンセラー・臨床心理士)。1957年生まれ。北海道大学教育学部卒業。九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。大学・大学院時代はエンカウンター・グループ、地域での継続グループに参加し、自らもグループをつくる。その後、性暴力・犯罪被害者支援活動に参加し、セルフヘルプ・グループやサポート・グループに参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Glitter

5
セルフヘルプグループとサポートグループに関するノウハウが詰まった貴重な本。 地域で障害者を支えるという流れの中では最先端だと思う。 セルフヘルプとサポートグループどちらが主流になるのかわからない。 私は第三勢力としてピアスペシャリストが組織するセルフヘルプグループを推したい。2020/05/18

くま

4
セルフヘルプグループ、サポートグループを運営する上での具体的な手法が書かれてある。これから必ずこういうグループが必要とされてくると思う。更に勉強をして、ライフワークとしてこういう活動をしていきたい。2012/08/16

ひろか

4
個人的には後半にあるサポートグループをするための手引きが役にたちそう。 グループを継続するために、会場用に中古マンションを購入したという著者はすごい。2010/05/25

雷太

2
ネット上でXジェンダー(男女典型的な性別にあてはまらないアイデンティティを持つ人達のこと)の人同士で集まるLINEグループを始める前に参考にした本です。この本はネットではなく、リアルで集まる自助グループを始めるための本なのですが、色々と参考になりました。コンパクトに情報がまとめられていて読みやすかったです。

日下 未知亜

1
手法が具体的で参考になった。2015/03/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/294418
  • ご注意事項

最近チェックした商品