弁証法的行動療法ワークブック―あなたの情動をコントロールするために

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  • サイズ B5判/ページ数 194p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784772410649
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

認知行動療法の一派である弁証法的行動療法(DBT)は、境界性パーソナリティ障害治療に始まり、今日、リストカット等の自傷行為や社会的不適応、摂食障害や外傷後ストレス障害にも、その適応範囲を広げつつある。DBTの創始者マーシャ・リネハンに師事したスコット・スプラドリンの手になる本書は、思春期以降の幅広い層を対象とする「弁証法的アプローチによる情動のセルフ・コントロールの書」。具体的な場面を想定したアクシデントへの対処法、書きこみ式ワークシート、さらに監訳者による本書の正しい使用法の解説を付しており、マインドフルネス・スキルを高めるためのアイデアに溢れた本書は、日本におけるDBT受容の機運を後押しするDBTワークブックの決定版となるだろう。

目次

第1部 情動の本質(情動の構造:包括的なシステム;情動の機能:情動にはどのような働きがあるか? ほか)
第2部 あなたの情動に名前をつけて、特徴を述べてみよう(なぜ、こんなに傷つくのか?;情動のマインドフルネス ほか)
第3部 情動コントロールの妨害要因を減らそう(セルフ・トークの修正;ライフスタイルの変化―情動の回復力のために ほか)
第4部 情動を生かした豊かな生活を送ろう(人間関係のスキル;親密な人間関係のスキル ほか)

著者等紹介

スプラドリン,スコット・E.[スプラドリン,スコットE.][Spradlin,Scott E.]
DBT(弁証法的行動療法)セラピスト。DBTの創始者であるマーシャ・リネハン博士のもとで養成を受けた後、「カンザスDBT」を経営・運営し、DBTの理論と実践にもとづいてクライエントの治療および専門家と学生の養成にあたっている。現在、ウィチタ州立大学カウンセリング学部非常勤講師、および『DBTブレティン』創刊者兼編集者

斎藤富由起[サイトウフユキ]
早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、千里金蘭大学・生活科学部・児童学科准教授、同学生相談室室長

守谷賢二[モリヤケンジ]
文教大学大学院人間科学研究科博士課程在学、淑徳大学非常勤講師、臨床心理士

加来華誉子[カクカヨコ]
法政大学大学院人間社会研究科修士課程修了、臨床心理士、現在、保健同人社

池田彩子[イケダサイコ]
文教大学大学院人間科学研究科修士課程修了、臨床心理士、現在、よこはま若者ステーション心理相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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