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家族療法学―その実践と形成史のリーディング・テキスト

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  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772408714
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、半世紀にわたり、家族療法の最前線で活躍してきたリン・ホフマンによる、家族療法の歴史と理論、そして自らの実践・研究の成果を織りなすように記された魅力的な書物である。

目次

第1部 家族療法の誕生(1960年代の家族療法)(人魚酒場―家族療法の開拓者たち;アウトドア・セラピー―生態システムと家族療法 ほか)
第2部 家族療法の展開(1970年代の家族療法)(みにくいアヒルの子―家族療法の臨床体験;壮大な妄想―ミラノ派家族療法の先進性 ほか)
第3部 G.ベイトソン没後の家族療法(1980年代の家族療法)(新たなパラダイム―家族療法の深化;リフレクティング・チーム―多様な声を聴く手法の開発 ほか)
第4部 21世紀の家族療法に向けて(1990年代以降の家族療法)(予測できない会話―心理療法の革新;クリスマスツリーの村―思いやりのコミュニケーション ほか)

著者等紹介

ホフマン,リン[ホフマン,リン][Hoffman,Lynn]
コミュニケーション学派のメッカ、メンタル・リサーチ・インスティテュート(MRI)から始まり、オーズワルドらが当時活躍していたコミュニティ精神医学の中心地グーブノール・センター、ミニューチンの率いるフィラデルフィア児童相談所、アッカーマン家族療法研究所など、家族療法を知る上で欠くことのできない錚々たるメンバーとともに臨床と研究の道を歩んできた。さらに、パラツォーリやチェキンらのミラノ派や、ホワイト、アンデルセン、グーリシャン、アンダーソンといったナラティヴ・セラピストらとのかかわりから、新しい地平を切り開いてきた彼女の歩みは、そのまま家族療法の歴史と重なっている

亀口憲治[カメグチケンジ]
東京大学大学院教授、博士(教育心理学)、臨床心理士。1948年、福岡県に生まれ。1975年、九州大学大学院博士課程修了後、同助手、1980から1982年までフルブライト研究員(ニューヨーク州立大学)。1995年、福岡教育大学教授、1996年、同大教育実践研究指導センター長。1998年、東京大学大学院教育学研究科教授、1999年、同大付属心理教育相談室室長、2004年、同大学生相談所長、現在にいたる。他に、国際家族心理学会日本代表、家族心理学会常任理事、家族心理士・家族相談士認定機構常任理事、日本家族カウンセリング協会副会長などを兼任。専攻は臨床心理学、家族心理学
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