内容説明
本書は、インスー・キム・バーグとイボンヌ・ドランが集めたソリューション・フォーカスト・アプローチ（ＳＦＡ：解決志向短期療法）の事例をまとめたものである。それぞれのケースは、ＳＦＡの重要なキー概念であり、臨床テクニックでもある、「ミラクル・クエスチョン」「例外探し」「スケーリング・クエスチョン」「コンプリメント」などと章ごとに分けられ、説明とともに呈示されている。
目次
序 わらを紡いで金にするお話
第１章 ＳＦＢＴアプローチの発展
第２章 夢の実現―ミラクルと解決構築のストーリー
第３章 籾殻から小麦の実を分ける―例外探し
第４章 領域を地図に記す―スケーリングに関するストーリー
第５章 「ええ！どうやってそれをこなしたんですか？」―介入としてのコンプリメントに関するストーリー
第６章 無知の姿勢―「背後からそっとリードする」ことに関するストーリー
第７章 「何か違うことをやってください」―クライエントに独自のソリューションを見つけるよう勧める
第８章 ほんのちょっとでも：小さな変化のストーリー
第９章 子どもの才能―子どもとのＳＦＢＴのストーリー
第１０章 正しい軌道をゆっくり進む
著者等紹介
長谷川啓三［ハセガワケイゾウ］
１９７９年東北大学大学院博士課程修了、１９８３年教育学博士、臨床心理士。現在、東北大学大学院教育学研究科教授（臨床心理学）、日本家族心理学会理事、Ｍｅｎｔａｌ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ日本代表、日本システム看護学会代表、日本カウンセリング学会常任理事ほか
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感想・レビュー
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餃子
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章のタイトルが簡潔明瞭でステキだった！クライエントが問題と解決の専門家。セッションの最後の要約が私の目下の課題。評価的コンプリメントと、プロセス的コンプリメント。2017/03/22
