内容説明
本書は、児童から思春期、成人、その家族にかかわる諸分野、さらに発達障害や老人、長期入院患者の精神保健、行動医学などあらゆる分野で心理臨床の仕事をしている人々のためにかかれたものである。行動療法の実践においてもっとも重要な基礎となる機能分析(治療計画へつなげる診断手法)についての実践的な解説書として、概念やすすめ方、機能査定に用いる諸用具と中心的な技法、具体的事例、介入の焦点を問題行動にあてる構成主義的アプローチ、優れた関連論文の紹介等が総合的に詳しく紹介されている。
目次
第1部 イントロダクション(序論;機能分析:すぐれた関連文献についての概観)
第2部 査定法(行動論的査定法(面接法;行動観察;心理尺度))
第3部 過程の問題(過程の問題:As,Bs,AND Cs;機能分析の開発とその利用法について)
第4部 臨床的問題(機能分析における臨床的問題)
著者等紹介
高山巌[タカヤマイワオ]
1961年、鹿児島大学文理学部卒業。宮崎大学教育学部教授を経て、現在、九州保健福祉大学教授。医学博士
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