出版社内容情報
《内容》 ここ10年の間に,精神障害をもつ人々に対する社会復帰への支援,とりわけ就労に向けた支援に焦点をあてた論議と実践的な活動はその勢いを増しつつある。本書においては社会復帰への支援を,医療保健福祉の分野から,労働行政や職業リハビリテーションの分野に至る継続的な流れとして捉え,精神障害をもつ人々であってもさまざまな技術と工夫により,一般就労の道を開くことが可能であることを示している。そのために医療側と労働側双方の専門家が協働して,就労支援活動にあたる現場担当者,ソーシャルワーカー,保健婦の方々にとっての手引き書となるよう,最新の知識と実際的な技術をわかりやすく記述してある。「理論編」では精神分裂病を中心とした精神障害の特徴と,彼らにとっての働くことの意味を明らかにし,実践を進めるうえで基本となる概念や視点を,就労の実態とともに解説した。「実践編」では,医療・保健,労働行政,事業所それぞれの領域における活動の実際と課題をまとめた。「事例編」では,主要機関の活動を説明するとともに,具体的な内容を実践事例として呈示した。
内容説明
本書においては、社会復帰への支援を医療保健福祉の分野から労働行政や職業リハビリテーションの分野に至る継続的な流れとして捉え、精神障害をもつ人々であってもさまざまな技術と工夫により、一般就労の道を開くことが可能であることを示している。そのために医療側と労働側双方の専門家が協働して、就労支援活動にあたる現場担当者、ソーシャルワーカー、保健婦の方々にとっての手引き書となるよう、最新の知識と実際的な技術をわかりやすく記述してある。「理論編」では精神分裂病を中心とした精神障害の特徴と、彼らにとっての働くことの意味を明らかにし、実践を進めるうえで基本となる概念や視点を、就労の実態とともに解説した。「実践編」では、医療・保健、労働行政、事業所では、主要機関の活動を説明するとともに、具体的な内容を実践事例として呈示した。
目次
第1部 理論編
第2部 実践編
第3部 事例編