文春文庫<br> ミザリー

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文春文庫
ミザリー

  • 著者名:スティーヴン・キング/矢野浩三郎・訳
  • 価格 ¥1,018(本体¥926)
  • 文藝春秋(2015/09発売)
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  • ISBN:9784167705657

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内容説明

監禁と暴力と愛のクラシック

両足を骨折した作家ポールは「大ファン」を自称する女に監禁された。狂気に侵された女のもとから脱出することはできるのか???

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

🐾Yoko Omoto🐾

147
“監禁される者とする者”“書かせる者と書く者”の二人芝居さながらに、アニーの狂気とポールの恐怖、そこから派生したポールの心象風景で構成された傑作サイコサスペンス。とにかく秀逸なのはポールが脳内で描き出す作家ならではの精神世界とでも言おうか、どこかしらコミカルにさえ感じる“恐怖を超越した恐怖”の描写だろう。単に監禁された男ではなく最初から最後まで『作家』であり続けたポール、『読者』であり続けたアニー、そしてこの凄惨な状況から生まれた「ミザリー」のシリーズ最高傑作。ポールが払った代償は確かに大きすぎたが、→2015/07/01

s-kozy

87
今をときめく流行作家が不慮の事故に遭い重傷を負う。助けてくれたのは「あなたの一番の読者よ」と自称する頭がおかしい女性。作家はその女に監禁されてしまう。衝撃的な出だしに「最悪」と感想を抱くが、読み進めるとそれはまだまだ序の口だった。女性の狂気とも言える行動により最悪と思えた事態はより一層の深刻さを増していく。そのあまりのおぞましさに読んでいて何度も顔が歪んだ。そして、読み進むにつれ、「次は何が起きるかな?」と期待する自分に唖然とさせられた。さすがキングと言えるホラーの傑作と言えるでしょう。怖かった。2015/08/20

藤月はな(灯れ松明の火)

83
ファン心理の狂気を描いたキングの傑作。脚に鋸をかける画像は観ていたので初っ端から慄きながらもページを開く。すると強力な鎮痛剤中毒にさせられ、自分の書いていた作品を燃やされたり、汚れた水を飲まされたり、放置されたりと心理的に抉られる展開が続き、顔面は蒼白。その後、アニーの犯した殺人のスクラップの詳細やヒステリーチックで論理の破たんした言動に怖さはどんどんと募り、斧で脚を切り落とされたり、助けようとした警官が草刈り機で頭を潰される場面は電車内で悲鳴を挙げない様にしなければならなかった。助かって良かった(泣)2014/06/13

キムトモ

70
電)金田一読もうか…キングの息子さん読もうか…迷った挙句、キング御大読み開始。この作品も映像体験済みなんですが…ほぼ忘却していました。それが功を奏して良かったです。こんなヘヴィな内容だったかなぁ〜が感想。ポールのあちこち行っちゃう気持ちの描写がちと面倒くさいなぁ〜と思いつつ読んでるとアニーの狂気全開で思わずニンマリでした…いいぞキング〜〜って読了。これは映像作品直ちにチェックです…(ノ-_-)ノ~┻━┻Kベイツってあんなことしてたっけかなぁ〜〜⁉︎2018/03/15

セウテス

66
【ガーディアン必読1000】監禁され自分の為に作品を書け、と脅される恐怖を描いています。人気作家には、私こそが一番のファンだと思い込んでいる人が必ず居るものです。そんな中の一人が、とてつもない異常者だった為に起こる話です。珍しい特徴は、物語が主人公の作家と彼を監禁している異常者の、ほぼ二人しか登場しない事です。普通なら展開に飽きてしまう処ですが、まるで舞台劇を観ている様な表現に、目の前で起こっている様に感じます。人間心理の奥に存在する闇を描写しており、単なる恐怖では無い、心理サスペンスの傑作だと思います。2015/10/28

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