出版社内容情報
《内容》 今や,デイケアこそが精神科リハビリテーションの中軸という時代に入っている。しかも今後は,従来のように再発・再入院の防止を主な目的とするのではなく,デイケアに通うことによって,病状を改善し,人格の成長を促し,社会復帰に結びつけようとする方向性が,欠かせないものとなろう。本書は,東大精神神経科デイホスピタルの,20年にわたって積み上げられたデイケア運営のノウハウを,細大漏らさず報告し,デイケアに利用者を受け入れる段階から終了後のフォローアップまでに治療者が出会うあらゆる局面について,具体的な対処の仕方を述べたものである。各所デイケアで集団場面を担当している人々のニードに応える,社会復帰を目指すデイケアマニュアルの決定版である。最近の社会情勢の変化に伴い,このたび最新の就労援助の実際が「補遺」として増補された。
内容説明
本書は、東大精神神経科デイホスピタルの、20年にわたって積み上げられたデイケア運営のノウハウを細大漏らさず報告し、デイケアに利用者を受け入れる段階から終了後のフォローアップまでに治療者が出会うあらゆる局面について、具体的な対処の仕方を述べたものである。各所デイケアで集団場面を担当している人々のニードに応える、社会復帰を目指すデイケアマニュアルの決定版である。
目次
第1章 分裂病のリハビリテーションにおける仮説
第2章 デイケアのプログラム
第3章 集団生活場面と個人面接場面
第4章 集団場面における個人の変化
第5章 集団場面の運営の仕方
第6章 個人面接
第7章 1期、2期、3期の働きかけ
第8章 就学・復学
第9章 就労
第10章 結婚
第11章 フォローアップ
第12章 家族・家族会
第13章 記録と職員会議
補遺