内容説明
日本人の民族特性は危機回避の鍵となるか!外資系企業での欧米人との豊富な比較文化的体験と永年の学際的研鑽を総合した「新たな世界と日本人の貢献の図式」。
目次
第1部 一般的提言(一般的提言に至るまでの方法論;現代世界の文明的問題・その根本的原因;一般的提言(問題克服の方法)
第一部「一般的提言」のまとめ)
第2部 具体的提言(定常経済論;定常経済論のコミュニティ論と平和論のコミュニティ論の統合)
付録 ニーチェのニヒリズムと日本の『無常観』の比較―「中空」「汎神的」『気』(併せて「日本人の相対化傾向」)の例証(なぜこの二つを比較するのか;ニーチェのニヒリズムを突き抜けたところにあるもの;日本に於ける仏教的無常観を突き抜けたところにあるもの)
著者等紹介
松田康男[マツダヤスオ]
1951年熊本市生まれ。私立開成高等学校・東京大学法学部卒業後ドイツのボッシュ社の日本法人に勤務し、米国駐在・ドイツ人達との長期海外出張(中国・東南アジア・中南米他)等の異文化体験を持ち、定年退職後は地球システム・倫理学会、比較思想学会(評議員)に於いて論文・書評を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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