出版社内容情報
《内容》 覚せい剤,有機溶剤,睡眠薬,向精神薬,液状鎮咳剤,大麻,コカイン,ヘロイン等,激しい拡がりを見せる薬物乱用は,現代社会において深刻な問題となっている。その特徴は家族の病気であり慢性の病気であり,伝染する病気であり,そして強力に死に至る病気である。未成年者に及ぼす影響も大きく,最近は中高生の乱用までが社会問題化しつつある。薬物依存者の回復には,専門家による治療的サービスと自助グループによる支援とが車の両輪のように,身近な地域社会において提供されることが大切である。その治療と対策を真正面から取り上げた本書は,薬物乱用の現状を理解し,薬物依存症の治療法に関する専門的知識を身につけるための,実践的な最良のガイドである。乱用・依存の実態から,さまざまな治療法,地域医療を中心とした対策と処遇の現状まで,薬物乱用対策を真剣に考えていくために必要なすべての項目を網羅している。医療・教育関係者をはじめ福祉・司法・警察・矯正,あらゆる領域の人々に必読の書といえよう。
内容説明
薬物依存の治療と対策を真正面から取り上げた本書は、薬物乱用の現状を理解し、薬物依存症の治療法に関する専門的知識を身につけるための、実践的な最良のガイドである。乱用・依存の実態から、さまざまな治療法、地域医療を中心とした対策と処遇の現状まで、薬物乱用対策を真剣に考えていくために必要なすべての項目を網羅している。
目次
第1部 薬物乱用・依存の実態(外国における薬物乱用の実態;わが国の薬物乱用・依存の実態;中学生における「シンナー遊び」の実態)
第2部 薬物依存症の治療(薬物依存症の治療ガイドライン;薬物依存症の治療法(各論)
薬物依存症治療の医療経済的展望(保険診療点数の整備))
第3部 薬物依存症の治療・処遇体制の現状と今後の課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
コジターレ
-
- 和書
- 労働者派遣法の実務解説