内容説明
宇宙を、生命を、かくあらしめたのは“何者”か?アリストテレス、ベルクソン、テイヤールに連なるフランスの巨星が、宇宙物理学、基礎生物学の知見をもとに“宇宙・生命・思考”の究極の根拠に迫る、新たな時代の新たな形而上学。
目次
第1段階 宇宙の概観(出発点;存在の問題;宇宙の実在を過小評価しようとする形而上学 ほか)
第2段階 生命の出現(プロセスの歴史を記述しただけではすまない;“偶然”論の試み;“自然法則” ほか)
第3段階 生物学的進化(複雑化と頭化;再び“偶然”論の試みについて;小(少)から大(多)への移行 ほか)