内容説明
本書では、基本に忠実でありながら立場や技法を越えた、子どもとの面接の進め方が綿密に語られている。言語的メッセージのみではなく非言語的要素も重要な意味を持つ児童青年との面接にあたって、しゃべらない子ども、下品な言葉や乱暴な態度の子どもへの対応や面接の始め方や終わり方など、日々の実践で出会うさまざまな場面で面接をいかに進めればよいかが具体的にのべられている。
目次
第1章 子どもの面接における基本的な問題点
第2章 面接のための目標設定
第3章 面接の準備とラポールの確立
第4章 面接の構造と段階
第5章 青年期の面接
第6章 学童期
第7章 乳幼児との面接
第8章 精神遅滞児との面接
第9章 虐待の可能性のある子ども
第10章 自殺の恐れのある子ども
第11章 特殊な臨床状況
第12章 終結およびその他の問題