内容説明
本書ではまず、社会的スキルの定義、研究の発展、アセスメントの方法を解説したうえで、行動理論にもとづいた認知―社会的学習アプローチをカリキュラムの開発と実際のセッションを通して詳述している。加えて本書の特徴をなすのは、精神遅滞、視覚聴覚障害ほかの社会適応の問題を抱える障害児への、社会的スキル訓練の応用を紹介している点である。これから社会的スキル訓練を学ぼうとする初心者にとって本書は、その実践応用のための学習マニュアルとして最適の書といえよう。
目次
第1章 児童期の適応と社会的スキル
第2章 行動アセスメント
第3章 治療への取り組み
第4章 社会的スキル訓練の実際
第5章 障害児への配慮